56話(夏芽視点)

「はぁっ」
私は頑張って走っていた。
そして、進んでいくと小さな小屋が見えた。
「え……塔じゃないの……?」
私はあたりを見回すと塔は正反対の方向にあった。
「なんで……」
走るのに必死すぎて方向見てなかった……
どうしよう
そして、私は小屋の方を見るとそこにはゆとがいた。
「ゆと……?」
私はゆとの方に近づいた。
そして、私にゆとが何をしようとしているかが見えた。
ゆとはナイフを手に持って、自分に向けていた。
「ゆと!まって!」
それをみて私は無我夢中に叫んだ。