54話(彩音&望視点)
望がドアノブを握ってひいた。
そして、その扉が開いた先は、普通の部屋だった。
「ん……ハズレかな」
望はそう言った。
だけど、私は部屋を見渡すと反対側にもう一つ、巧妙に扉が隠されているのが分かった。
「あ、ねぇ、あそこに扉あるよ」
「は?」
そして、望はあたりを見渡して
「あれか?」
そういって、私が見ていたところを指さした。
「そう。行ってみる?」
「彩音がここ以外に道を見つけてないなら」
「見つけてないよ。じゃあ、決定だね」
そういって私たちは扉の前に行き、ドアノブをつかんで、回した。
望がドアノブを握ってひいた。
そして、その扉が開いた先は、普通の部屋だった。
「ん……ハズレかな」
望はそう言った。
だけど、私は部屋を見渡すと反対側にもう一つ、巧妙に扉が隠されているのが分かった。
「あ、ねぇ、あそこに扉あるよ」
「は?」
そして、望はあたりを見渡して
「あれか?」
そういって、私が見ていたところを指さした。
「そう。行ってみる?」
「彩音がここ以外に道を見つけてないなら」
「見つけてないよ。じゃあ、決定だね」
そういって私たちは扉の前に行き、ドアノブをつかんで、回した。



