52話(湊視点)
~4年前~
小学4年生、夏
「じゃあ、今日、何して遊ぶ?」
そこに返事したのは、望くんだった。
「今日は遊びじゃなくて、どうして、湊が落ちようとしたのか、話そう」
「……あ……」
「ん?湊が話してくれるなら」
ボクのこと言って、大丈夫かな。
離れていかないかな。前の友達は、話しただけで、もう話してくれなくなった。
そんなことになったら嫌だな。
そんなことを考えていたら、ゆとくんが
「つらいなら、話さなくてもいいけど、僕は受け入れるよ」
それを言われて、ボクは話そうと思った。
「いいよ。話してもいいかな?ボクのこと」
「うん」
そして、みんなは話を聞く体制になった。
~4年前~
小学4年生、夏
「じゃあ、今日、何して遊ぶ?」
そこに返事したのは、望くんだった。
「今日は遊びじゃなくて、どうして、湊が落ちようとしたのか、話そう」
「……あ……」
「ん?湊が話してくれるなら」
ボクのこと言って、大丈夫かな。
離れていかないかな。前の友達は、話しただけで、もう話してくれなくなった。
そんなことになったら嫌だな。
そんなことを考えていたら、ゆとくんが
「つらいなら、話さなくてもいいけど、僕は受け入れるよ」
それを言われて、ボクは話そうと思った。
「いいよ。話してもいいかな?ボクのこと」
「うん」
そして、みんなは話を聞く体制になった。



