5話(望視点)
「…………マジでここ、砂以外何もないのか?」
見渡して、見えるところまでが一面砂な場所におれ、桐里望はいた。
強く風が吹き、砂が舞う。
「くっそぉ……」
チョーカーを外し、ポケットに突っ込んで歩き出した。
砂が舞っているせいで、ほとんど見えない……
一歩踏み出しても全然進んでる感覚がない……
これは走った方がいいのか……?
全くわからない
体力はとられていくわ、のど乾くわ、腹減るわ、やばいなぁ……
始まってから、1時間は経ったけど……100歩も進んでないぞ……?
はぁ、これはみんなは大丈夫か……?
まぁ、樹季はどこだとしても寝ているんだろう。
…………こんな大掛かりなゲームができたんだな。おれら。
…………どうせやるなら、あいつと一緒が良かったけどな。
そして、みんなと白い塔で合流するために、おれはまた一歩踏み出した
「…………マジでここ、砂以外何もないのか?」
見渡して、見えるところまでが一面砂な場所におれ、桐里望はいた。
強く風が吹き、砂が舞う。
「くっそぉ……」
チョーカーを外し、ポケットに突っ込んで歩き出した。
砂が舞っているせいで、ほとんど見えない……
一歩踏み出しても全然進んでる感覚がない……
これは走った方がいいのか……?
全くわからない
体力はとられていくわ、のど乾くわ、腹減るわ、やばいなぁ……
始まってから、1時間は経ったけど……100歩も進んでないぞ……?
はぁ、これはみんなは大丈夫か……?
まぁ、樹季はどこだとしても寝ているんだろう。
…………こんな大掛かりなゲームができたんだな。おれら。
…………どうせやるなら、あいつと一緒が良かったけどな。
そして、みんなと白い塔で合流するために、おれはまた一歩踏み出した



