48話(樹季視点)
「どこなの、ここ」
穴に落ちてから数十分。俺は歩き続けていた。
真っ暗で先がわからない。
だけど、道はいっぽんだったから、迷わずに進めた。
その時、俺の頭の上にぴちゃと何かが降ってきた。
「ぎゃっ」
「何、何?虫、虫!?」
そして、俺はゆっくり頭を触ってみた。
「あ……」
頭に降ってきていたものは、水滴だった。
なんだ、虫じゃなかった……
そして、俺は道の先に一筋の光があることに気が付いた。
「なんだ……ろ」
俺はそこに向かって進むことにした。
「どこなの、ここ」
穴に落ちてから数十分。俺は歩き続けていた。
真っ暗で先がわからない。
だけど、道はいっぽんだったから、迷わずに進めた。
その時、俺の頭の上にぴちゃと何かが降ってきた。
「ぎゃっ」
「何、何?虫、虫!?」
そして、俺はゆっくり頭を触ってみた。
「あ……」
頭に降ってきていたものは、水滴だった。
なんだ、虫じゃなかった……
そして、俺は道の先に一筋の光があることに気が付いた。
「なんだ……ろ」
俺はそこに向かって進むことにした。



