47話(彩音&望視点)
「くらっ、どうするの望」
「どうしろって俺に聞いてくるな。というかさっきのは何だったんだ」
「あ~、さっきのね……」
さっき、私に夏芽からまさか連絡……電話があった。
『湊』について。
もう湊は死んだんだ。
今更、湊についてなんて。
この話の内容は望は知らない。だから、いくらでもごまかせる。
「あのね、電話を見つけたんだって、だから私にかけたらしいよ」
できるだけ、明るい口調で言った。
「へぇ」
そして、歩き続けていると、ぼんやり光るドアを見つけた。
「なんでこんなところに扉があるんだ?」
望がそう呟いて、ドアに近づいていって、そのドアのドアノブを持った。
「あ、望」
そして、望はドアノブをゆっくり引いた。
「くらっ、どうするの望」
「どうしろって俺に聞いてくるな。というかさっきのは何だったんだ」
「あ~、さっきのね……」
さっき、私に夏芽からまさか連絡……電話があった。
『湊』について。
もう湊は死んだんだ。
今更、湊についてなんて。
この話の内容は望は知らない。だから、いくらでもごまかせる。
「あのね、電話を見つけたんだって、だから私にかけたらしいよ」
できるだけ、明るい口調で言った。
「へぇ」
そして、歩き続けていると、ぼんやり光るドアを見つけた。
「なんでこんなところに扉があるんだ?」
望がそう呟いて、ドアに近づいていって、そのドアのドアノブを持った。
「あ、望」
そして、望はドアノブをゆっくり引いた。



