34話(湊視点)

「ゲーム?どんなの?」
神様は声が弾んでいた。
「えっと…………」
ボクは話した。
少し前、やりたいねって話していた、全員で会うまで終われませんっていう、ゲーム。
「へ~……これ、もっと面白くしようかっ!そうしたら、ボクは作るよ」
声は、明らかに弾んでいて、テンションが高いのがわかる。
ボクもテンションがたかくなっていた
「どんなのにするの?」
「まずねぇ…………」
神様は紙に書きながら説明してくれた。
内容は
実際の世界には存在しない、孤島で行われて、近くに小さい島がある。
みんなをバラバラにして、孤島の真ん中にある『白い塔』に向かってもらうゲームにするそうだ。
「これって、ボクも参加して良いの?」
「う~ん…………最後に驚かした方が面白いんじゃない?」
「おぉ!」
あと、もう1つ、ボクにはあった。
「ねぇ、時間は、2年後の夏がいいな」
「ん?いいよ~」

そうして、ボクと、神様はゲームを考えた。