先輩を見つけて走ると、先輩もこっちに気付いて手を振る。
こんなカップルっぽいことを先輩とやれる日がくるなんて……軽く感動してしまった。
「お腹空いてるよね?そこのファミレス行く?」
言いながら俺の腕に絡まって手を繋いでくれる先輩。
だが、その手があまりにも冷たくて俺は慌てた。
「ちょっ!!めっちゃ冷えてるじゃないですか!!本当!すぐそこ入りましょう!!」
冷えた手を擦りながら風除けになって歩く。
「そんな慌てなくても」
「いやっ!!むしろ、先に入っててもらえばよかったですね!すいませんっ!!」
笑う先輩に謝ると、先輩はビシッと俺の腕を叩いてきた。
「あのねぇ!私が待ってたかったの!」
「え?」
「ここなら来た吉井くんがすぐに見えるし、一緒にどこ行くか話して一緒にお店入りたかったでしょ?」
そんなかわいい理由……!?
しかも、言いながら顔が赤くなっていくとか、かわい過ぎてヤバい。
ギュッと抱き締めると、先輩がバシバシと背中を叩いてくる。
「ちょっ!!ここ外っ!!」
「かわいい先輩が悪いです」
こんな甘くて幸せな時間がやって来たなんて……いいのだろうか?
こんなカップルっぽいことを先輩とやれる日がくるなんて……軽く感動してしまった。
「お腹空いてるよね?そこのファミレス行く?」
言いながら俺の腕に絡まって手を繋いでくれる先輩。
だが、その手があまりにも冷たくて俺は慌てた。
「ちょっ!!めっちゃ冷えてるじゃないですか!!本当!すぐそこ入りましょう!!」
冷えた手を擦りながら風除けになって歩く。
「そんな慌てなくても」
「いやっ!!むしろ、先に入っててもらえばよかったですね!すいませんっ!!」
笑う先輩に謝ると、先輩はビシッと俺の腕を叩いてきた。
「あのねぇ!私が待ってたかったの!」
「え?」
「ここなら来た吉井くんがすぐに見えるし、一緒にどこ行くか話して一緒にお店入りたかったでしょ?」
そんなかわいい理由……!?
しかも、言いながら顔が赤くなっていくとか、かわい過ぎてヤバい。
ギュッと抱き締めると、先輩がバシバシと背中を叩いてくる。
「ちょっ!!ここ外っ!!」
「かわいい先輩が悪いです」
こんな甘くて幸せな時間がやって来たなんて……いいのだろうか?

