マギアンティア世界統一暦・1555年・12月21日・午後14時00分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ公国・キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・オキナワ島・州都・那波市・リュウキュウ諸島地方自治州区・キリヤ公国本国・法務省・法務局管理地域・島津家流罪蟄居指定区画街・元島津家当主・島津・久実・義久屋敷にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キリヤ公国本国のキリヤ列島の最南端であるリュウキュウ島諸島は、キュウシュウ島から南東方向に伸びている200近い群島地方の自治州区。
此処は地方全体の人口が3000人程度で、オキナワ島・那波市にはたった500人しか住んでいない過疎の離島都市である。
その最大の島であるオキナワ島と名付けた大きい島に、勇治は州都を取り敢えず置いて居り、選挙で自治州区長を選出させて、開発が進む為には、相当な時間が掛かるだろうと言われ、暫くは自治に任せ、本土から半年交代で開発行政長官が政務を取り仕切る事に成る予定と成って居る。
補佐官には、総務省から管理長を派遣し、国土交通省から開発長を派遣させて管理させる事にした。
しかしながら、キリヤ公国本国の内政事情と外国事情の忙殺されて居る為に、殆んど自治に任された状態で放置されしまって居た。
そんなのんびりしている離島諸島に、転機が訪れた。
アマテラス神皇国地方のアマテラス神皇国地方・九州島地方に覇を唱えようと意気込んで居た島津家4姉妹は、相良家を追い散らし、伊東家すらも討ち破り、その二家を助けんとして大軍を派遣して来た大友家すらも罠に掛けて蹴散らしてて覇を唱えようとしたアマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦こと、略称名・九州島地方戦役が勃発する。
大友家・伊東家・相良家と言った九州島地方の有力大名王家らは、織田家の傘下に入る事が決まって居るのと、龍造寺家がキリヤ公国本国政府に救援が求められた事により、島津家は大ピンチに陥ってしまう。
その結果、キリヤ公国連合国と織田家に喧嘩を売ったのも同然と成った為、島津家はタダでは敗戦国に成るまいと、大友家領・立花家領へと戦争を吹っ掛け、龍造寺家領では正面衝突を仕掛け野戦に持ち込み、大友家本土には攻城戦を仕掛けるなど獅子奮迅の戦いを取り広げのだが、その結果は大敗北に喫した。
島津家4姉妹は、それぞれの場所で降伏し、その内・・・・誠の大将の器と謳われる長女と言われた、島津・久実・義久がアマテラス神皇国地方内からの遠島流刑罰に処され、州都・那波市へと追放処分された。
勿論、国土領地没収と財産の7割没収処分も付け加えられ、幹部家臣団も同じく同様の処分が下されたが、その他の者達らはキリヤ公国本国政府が公王都キリヤ市の西側に島津荘園地区を設けて、其処に移住させて居る。
武勇名高き鬼島津と言われし人物として知られた島津家の次女・島津・弘美・義広は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家の滅亡後は、キリヤ公国連合国・国防総省と足柄・一輝・宗輝国防大臣預かりにして、中将扱いと成った。
その才智は天下に轟くと期待されて居る冷血なる軍師で島津家の三女・島津・利美・歳久は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家が滅亡後は、キリヤ公国連合国・国防総省と足柄・一輝・宗輝国防大臣預かりにして、キリヤ公国近衛軍付きの参謀佐官にして大佐階級と成った。
島津家内の将兵に最も人気を誇るみんなの妹と言われている四女・島津・衣恵与・家久は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家が滅亡後は、キリヤ公国本国政府の法律上に措いて未成年者と判断され、島津大名王家国が罪状を引き受ける形で無罪放免と成ったが、遠島追放処分にさたれ姉の久実の世話役として同行し、那波市へと同行してお姉ちゃんのお世話を焼いて居た。
「御免っ!!久実さまっ!!久実さまは居られますかっ!?」とやって来たのは、島津家旧臣と成った山田・理安・有信が、受刑者と成って居る旧主の元へやって来て居た。
その風貌は身長169センチで、サラサラしたボブショートヘアースタイルのクールビューティーだが、笑うと笑顔の素敵なスタイル抜群のお姉さん。
所謂、天才タイプと言うより努力する秀才タイプな性格で、頑固で真面目な一面を持ち合わせて居る為か、戦場では一貫して主家からの命令を優先してしまう事が多いのが玉に瑕。
「理安、貴女も真面目だよねぇ~、毎日、毎日、久姉ぇの所に通うなんて、ホンと呆れちゃうな。」
「衣恵与さま。それが私の任務・・・お役目ですので、こんな堅物の武骨な姫武将たる私を高く評価されて買って下さったあの少年王に報いることなので、絶対に曲げる訳には行きません。」と言い切る理安は、丸で恋人への告白をするかのように言い切ると共に、頬を赤らめながら言ってのけていた。
「はぁ~(堅物が男関係で、心を拗らせると此処まで盲目に成っちゃっのね。ホンと面倒くさい性格の持ち主だよね、理安ってば・・・・・)と呆れる衣恵与。
「だったらもう良いでしょ、久姉ぇは逃げたりしないし、今朝も九州地方戦役での犠牲者にお祈りをして居たから、余りキリヤのお役人の顔を見せるのは良くないわ。」
「今ではすっかり老け込んでしまったもの。」と答える衣恵与。
久実は先の九州地方戦役が終わった以降は、すっかり野心家としての顔が無くなり、若々しいお姉ちゃんの様相から妖艶な顔立ちのお姉ちゃん・・・・25歳の顔立ちから30歳前後の容姿へと老け込んで居り、心労が祟った事が彼女をすっかりと大人しくさせてしまって居た。
「それは重々承知しておりますが、兼ねてよりお報せして居りますが、間も無く勇治陛下が、この那波市の参られます。それに弘美さまと利美さまらも参られます。」
「陛下のお出迎えを兼ねて、ご姉妹のお出迎えを為さられるのは如何でしょうか?久実さまのご赦免を早められる事にも繋がります。」
「真面目に反省して居るって言うのにっ!!更に反省して居る所を見せろとっ言うのっ!?久姉ぇは、敗戦の心労が祟って居るせいで、身も心も参って居るって言うのにっ!?」
「島津家は敗戦での降参を表明したけれど、キリヤ公王の配下に入った訳じゃ、無いんだよっ!!」
「無条件降伏を受け入れて、最小限の国土を認められた大名王家っ!!!今は跡取りが決まって居ないだげで、それをっ!」と言い返す衣恵与は、敗戦を泣く泣く認めざるを負えなかったせいか、それに関することを言われると癇癪を引き起こす事が多く成って居た。
「止めなさい、衣恵与っ!!!相手はキリヤ公国本国政府から派遣された、リュウキュウ諸島地方自治州区の管理長官さまです。ご無礼は許しません。」と玄関先での騒ぎを聞き付け久実がやって来た。
「だって久姉ぇっ!!!理安はっ!!」
「理安は、もう島津家の家臣団ではありません。島津大名王家は解体された際に、お父さんと一部の一族。それに中立や公国に味方した家臣たちの独立を許されて居るのよ。」
「今の理安は、立派な小大名王家のご当主であり、一国の準王家の元首さまなのです。」
「それを何時までも島津家の風下に立つべき者であると、言い続けるのは旧主家として無礼極まりないわ、わたしの顔に泥を塗るつもり?」
「それに理安は、島津家から独立しても礼儀を弁えて居るわ。本当に誇らしい旧臣で、感謝して居るわ。」
「はっ!!勿体無いお言葉・・・」と言い掛けた時である。
「理安、もうわたしたちは対等な関係なのよ、友人を相手にするのと同じく、もう少し、砕けて接しても良いのよ。」
「はい、すみません。久実さま。」
「あらあら本当に変わったのね?あのお堅い姫武将だったのに?」
「これも陛下のお陰なのかしらね?」と笑う久実。
「久姉ぇが笑って居る。」とホッとする衣恵与。
「いいえっ!!それは・・・・その・・・・・」と赤らめる理安。
「さてと、陛下がいらっしゃるのでしたね?お出迎えに行くのは構いません。弘美たちもやって来るのですからね。」と軽く両手を叩くしぐさと共に返事をする弘美は、言い争いを軽くあしらった形で事を収めたのであった。
「それと、久実さま。今回はもう一人来て居るのだ。」
「お久しぶりです。久実さま、衣恵与さま。」と玄関先に現れたのは、薩摩国・薩摩半島北側・日置地方・伊集院町・大田地区にある一宇治城を本拠地とする伊集院家の伊集院・幸枝・忠棟(いじゅういん・さちえ・ただむね)が現れた。
その風貌は身長172センチで、サラサラしたロングストレートヘアーの温和で笑顔の素敵な爆乳のお姉さんタイプの性格で、とても気が回り、気立て通い人物として知られて居るが、切れ者過ぎて権利を独り占めしてしまうと、誤解をされがち。
「まぁまぁ、 幸枝じゃない。良く来てくれたわね。ささ、二人とも座敷の奥に、お茶でもしましょう。」と言った久実は、二人を奥へと通して行く。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月21日・午後14時15分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ公国・キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・オキナワ島・州都・那波市・リュウキュウ諸島地方自治州区・キリヤ公国本国・法務省・法務局管理地域・島津家流罪蟄居指定区画街・元島津家当主・島津・久実・義久屋敷にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
州都・那波市に在る島津・久実・義久屋敷にやって来た旧臣たちは、久しぶりに旧主を囲んでの団欒のひと時を過ごして居た。
「そう言えば、聞いたわよ。今度、日置藩王になると聞いたわ。おめでとう。」
「それはお耳の早い。ありがとうございます。」と述べて居る幸枝は、一宇治城を居城とし、日置市を首都とする日置藩王国の立ち上げを許され居る大名王家と成る事が決まって居た。
「さっき理安にも言ったけど、わたしと島津家に遠慮する事は無いわ。遠慮なく立藩建国をなさい。」
「と言われますが、都市国家同然の小藩王国です。周りは織田家に囲まれて居心地が少々悪いのが難点ですわ。」
「お父さんが居るから大丈夫です。後ろから目を光らせる事でしょう。」
「それならそれで、貴久さまが安心出来るようにしなければなりませんねぇ~」
「それよりも久実さま、一つたけお聞きしたいのですが・・・・わたくしが鹿児嶋市と鶴山城を引き取りたいと言っても構いませんでしょうか?」
「それは何でかしら?」
「せめてもの意趣返しにと思いましてね。」
「冗談にしては笑えないわ。さっきも言ったでしょ、わたしに遠慮と義理立ては無用よ。二人とも好きに生きなさい。」
「分かりました。わたしは勝手にキリヤ公国内で手柄を上げて、鹿児嶋市と鶴山城を貰い受けましょう。」と言い切る幸枝は、何某かの思惑が有っての発言だった。
「本当に鹿児嶋市と鶴山城を引き取る積りなのか?」
「ええ、日置藩国に近いから、国土が足りないと聞かれたら東海域の在る薩摩国の内陸部に在る鹿児島湾は是非とも欲しい所なんです。タダで欲しいと言うと島津家旧臣の立場では波風を立てるから、何か手柄を立てる必要が有るわ。」
「場合によっては、身も心も捧げると言う手段もね?」と言う冗談を言ってのけてた幸枝は、如何やら島津家旧臣としての恩返しもしたいと言う義理立てから、この様な事を言って居るのだと、身内びいきな意味で察して居る理安。
「ほう・・・・・聞き捨てならない事を言うな、幸枝っ!!!」
「幸枝、それはトラの尾を踏む物言いよっ!!」
「あら嫌だわ、この子ったら一度、忠義を決めた主君への想いは色恋沙汰に近いから、怒らせると手が付けられ無くなる。」
「そっ、そそそ、そんな事はっ!!」と慌てる理安だったが、動揺して居るあたり、自覚して居る気持ちは有るらしい。
そんなお茶会は、勇治たち一行らが到着予定時刻が迫るまで、時間の許す限り、楽しく続けられたと言う。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月21日・午後15時17分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ公国・キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・リュウキュウ諸島地方自治州区・州都・那波市・那波港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勇治たち一行ら乗って居る公王専用お召客船キリヤ号を中心とした艦隊船団が、キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・リュウキュウ諸島地方自治州区・州都・那波市・那波港にやって来たのはその日の午後15時を回った時間帯だった。
那波港にやって来た一行らを出迎えたのは、島津家旧臣たる・山田・理安と、同地に遊びにやって来て居た伊集院・幸枝。
離島流罪刑に処された島津・久実と末妹である衣恵与であった。
「久姉ぇ、衣恵ちゃん。久しぶりって・・・・理安の事は聞いて居たけど、幸枝が来てたんだ?」と弘美は姉妹らへの挨拶を述べと共に、驚きの言葉を呟く。
「弘美さま、利美さま。ご健勝で何よりですわ。休暇とやら取れると言うので、理安の顔を見に来る序でに、お二方のご様子を伺いに参りました。」と述べいた幸枝は、わざと旧主への訪問と言う言葉を避けていた。
それは島津家・主戦派は罪人の一派であると言うのが、キリヤ公国連合国内と諸外国での認識であるからだった。
「皆さん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。」と現れたのは勇治たち一行らである。
「勇治様、ご健勝のこと何よりで御座います。」と真っ先に出迎えの挨拶を述べたのは、久実であった。
(久姉ぇ・・・・・みんなの為に其処まで・・・・・するの?)と平身低頭な挨拶とも言える姿を島津家・主戦派閥が居並ぶ中で平然とやってのける久実の姿に衣恵与し妹として感銘し、関心して居た。
「久実さん、其処まで卑屈な態度取られなくても。」
「いいえっ!!罪人たるわたしは、率先して模範と成る態度を示しませんと、周りが付いて来ません。既に次女・弘美、三女・利美の二人は陛下のご家中です。隠居したわたくしも模範示さねば成りませんっ!!!」と言い切るのは、臣下の礼を取るのも同然の発言だった。
(久姉ぇっ!有無を言わせない為に、其処までっ!?)
「義久さまのおっしゃる通りっ!!!」
「我ら一同は、貴方さまに負けましたっ!!!」
「薩摩隼人たるものは、雌雄決した相手に何時まで言い訳するのは薩摩隼人に在らずっ!!!」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」と、社交辞令として出迎えにやって来た島津家・主戦派閥らの幹部らは、久実の姿を見た事で一斉に頭を下げたのであった。
「ふっ!!やっぱり、首を刎ねて置けば良かったな。」と愚痴る和紗は、島津家の結束力を見て皮肉るのだが、面白い物を見たと言う顔付きをして居た。
「申し訳ございません。こんな事をさせる積りは無かったのですが・・・・・・」と理安は、勇治に謝罪を述べる。
「いいえ、僕も反省しろと言いに来たのではありませんが、久実さんにも何かご事情があるのでしょう。」
「それよりも、今宵は親睦会と洒落込みませんか?」とディナーのお誘いをする勇治。
「喜んで、ですが・・・・陛下のご宴会に着て行く衣服が御座いませんので、身なりに付いてはご容赦くださいませ。」と冗談で返す久実。
その日のディナータイムでは、酒豪揃いな島津家の者達との飲み比べで、先の九州島地方戦役での遺恨が棒引きに至ったのは言うまでもない。
果たして、島津・久実の野心は消え去ったのか?今回の申し出に付いては芝居であったのかは、それは彼女だけが知って居る。
この日勢揃いした島津家4姉妹と家臣団らは、束の間の交流を楽しんだのであった。
キリヤ公国本国のキリヤ列島の最南端であるリュウキュウ島諸島は、キュウシュウ島から南東方向に伸びている200近い群島地方の自治州区。
此処は地方全体の人口が3000人程度で、オキナワ島・那波市にはたった500人しか住んでいない過疎の離島都市である。
その最大の島であるオキナワ島と名付けた大きい島に、勇治は州都を取り敢えず置いて居り、選挙で自治州区長を選出させて、開発が進む為には、相当な時間が掛かるだろうと言われ、暫くは自治に任せ、本土から半年交代で開発行政長官が政務を取り仕切る事に成る予定と成って居る。
補佐官には、総務省から管理長を派遣し、国土交通省から開発長を派遣させて管理させる事にした。
しかしながら、キリヤ公国本国の内政事情と外国事情の忙殺されて居る為に、殆んど自治に任された状態で放置されしまって居た。
そんなのんびりしている離島諸島に、転機が訪れた。
アマテラス神皇国地方のアマテラス神皇国地方・九州島地方に覇を唱えようと意気込んで居た島津家4姉妹は、相良家を追い散らし、伊東家すらも討ち破り、その二家を助けんとして大軍を派遣して来た大友家すらも罠に掛けて蹴散らしてて覇を唱えようとしたアマテラス神皇国・九州地方平定征伐戦こと、略称名・九州島地方戦役が勃発する。
大友家・伊東家・相良家と言った九州島地方の有力大名王家らは、織田家の傘下に入る事が決まって居るのと、龍造寺家がキリヤ公国本国政府に救援が求められた事により、島津家は大ピンチに陥ってしまう。
その結果、キリヤ公国連合国と織田家に喧嘩を売ったのも同然と成った為、島津家はタダでは敗戦国に成るまいと、大友家領・立花家領へと戦争を吹っ掛け、龍造寺家領では正面衝突を仕掛け野戦に持ち込み、大友家本土には攻城戦を仕掛けるなど獅子奮迅の戦いを取り広げのだが、その結果は大敗北に喫した。
島津家4姉妹は、それぞれの場所で降伏し、その内・・・・誠の大将の器と謳われる長女と言われた、島津・久実・義久がアマテラス神皇国地方内からの遠島流刑罰に処され、州都・那波市へと追放処分された。
勿論、国土領地没収と財産の7割没収処分も付け加えられ、幹部家臣団も同じく同様の処分が下されたが、その他の者達らはキリヤ公国本国政府が公王都キリヤ市の西側に島津荘園地区を設けて、其処に移住させて居る。
武勇名高き鬼島津と言われし人物として知られた島津家の次女・島津・弘美・義広は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家の滅亡後は、キリヤ公国連合国・国防総省と足柄・一輝・宗輝国防大臣預かりにして、中将扱いと成った。
その才智は天下に轟くと期待されて居る冷血なる軍師で島津家の三女・島津・利美・歳久は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家が滅亡後は、キリヤ公国連合国・国防総省と足柄・一輝・宗輝国防大臣預かりにして、キリヤ公国近衛軍付きの参謀佐官にして大佐階級と成った。
島津家内の将兵に最も人気を誇るみんなの妹と言われている四女・島津・衣恵与・家久は、キリヤ公国連合国と織田による島津家討伐が行われた九州地方戦役により島津家が滅亡後は、キリヤ公国本国政府の法律上に措いて未成年者と判断され、島津大名王家国が罪状を引き受ける形で無罪放免と成ったが、遠島追放処分にさたれ姉の久実の世話役として同行し、那波市へと同行してお姉ちゃんのお世話を焼いて居た。
「御免っ!!久実さまっ!!久実さまは居られますかっ!?」とやって来たのは、島津家旧臣と成った山田・理安・有信が、受刑者と成って居る旧主の元へやって来て居た。
その風貌は身長169センチで、サラサラしたボブショートヘアースタイルのクールビューティーだが、笑うと笑顔の素敵なスタイル抜群のお姉さん。
所謂、天才タイプと言うより努力する秀才タイプな性格で、頑固で真面目な一面を持ち合わせて居る為か、戦場では一貫して主家からの命令を優先してしまう事が多いのが玉に瑕。
「理安、貴女も真面目だよねぇ~、毎日、毎日、久姉ぇの所に通うなんて、ホンと呆れちゃうな。」
「衣恵与さま。それが私の任務・・・お役目ですので、こんな堅物の武骨な姫武将たる私を高く評価されて買って下さったあの少年王に報いることなので、絶対に曲げる訳には行きません。」と言い切る理安は、丸で恋人への告白をするかのように言い切ると共に、頬を赤らめながら言ってのけていた。
「はぁ~(堅物が男関係で、心を拗らせると此処まで盲目に成っちゃっのね。ホンと面倒くさい性格の持ち主だよね、理安ってば・・・・・)と呆れる衣恵与。
「だったらもう良いでしょ、久姉ぇは逃げたりしないし、今朝も九州地方戦役での犠牲者にお祈りをして居たから、余りキリヤのお役人の顔を見せるのは良くないわ。」
「今ではすっかり老け込んでしまったもの。」と答える衣恵与。
久実は先の九州地方戦役が終わった以降は、すっかり野心家としての顔が無くなり、若々しいお姉ちゃんの様相から妖艶な顔立ちのお姉ちゃん・・・・25歳の顔立ちから30歳前後の容姿へと老け込んで居り、心労が祟った事が彼女をすっかりと大人しくさせてしまって居た。
「それは重々承知しておりますが、兼ねてよりお報せして居りますが、間も無く勇治陛下が、この那波市の参られます。それに弘美さまと利美さまらも参られます。」
「陛下のお出迎えを兼ねて、ご姉妹のお出迎えを為さられるのは如何でしょうか?久実さまのご赦免を早められる事にも繋がります。」
「真面目に反省して居るって言うのにっ!!更に反省して居る所を見せろとっ言うのっ!?久姉ぇは、敗戦の心労が祟って居るせいで、身も心も参って居るって言うのにっ!?」
「島津家は敗戦での降参を表明したけれど、キリヤ公王の配下に入った訳じゃ、無いんだよっ!!」
「無条件降伏を受け入れて、最小限の国土を認められた大名王家っ!!!今は跡取りが決まって居ないだげで、それをっ!」と言い返す衣恵与は、敗戦を泣く泣く認めざるを負えなかったせいか、それに関することを言われると癇癪を引き起こす事が多く成って居た。
「止めなさい、衣恵与っ!!!相手はキリヤ公国本国政府から派遣された、リュウキュウ諸島地方自治州区の管理長官さまです。ご無礼は許しません。」と玄関先での騒ぎを聞き付け久実がやって来た。
「だって久姉ぇっ!!!理安はっ!!」
「理安は、もう島津家の家臣団ではありません。島津大名王家は解体された際に、お父さんと一部の一族。それに中立や公国に味方した家臣たちの独立を許されて居るのよ。」
「今の理安は、立派な小大名王家のご当主であり、一国の準王家の元首さまなのです。」
「それを何時までも島津家の風下に立つべき者であると、言い続けるのは旧主家として無礼極まりないわ、わたしの顔に泥を塗るつもり?」
「それに理安は、島津家から独立しても礼儀を弁えて居るわ。本当に誇らしい旧臣で、感謝して居るわ。」
「はっ!!勿体無いお言葉・・・」と言い掛けた時である。
「理安、もうわたしたちは対等な関係なのよ、友人を相手にするのと同じく、もう少し、砕けて接しても良いのよ。」
「はい、すみません。久実さま。」
「あらあら本当に変わったのね?あのお堅い姫武将だったのに?」
「これも陛下のお陰なのかしらね?」と笑う久実。
「久姉ぇが笑って居る。」とホッとする衣恵与。
「いいえっ!!それは・・・・その・・・・・」と赤らめる理安。
「さてと、陛下がいらっしゃるのでしたね?お出迎えに行くのは構いません。弘美たちもやって来るのですからね。」と軽く両手を叩くしぐさと共に返事をする弘美は、言い争いを軽くあしらった形で事を収めたのであった。
「それと、久実さま。今回はもう一人来て居るのだ。」
「お久しぶりです。久実さま、衣恵与さま。」と玄関先に現れたのは、薩摩国・薩摩半島北側・日置地方・伊集院町・大田地区にある一宇治城を本拠地とする伊集院家の伊集院・幸枝・忠棟(いじゅういん・さちえ・ただむね)が現れた。
その風貌は身長172センチで、サラサラしたロングストレートヘアーの温和で笑顔の素敵な爆乳のお姉さんタイプの性格で、とても気が回り、気立て通い人物として知られて居るが、切れ者過ぎて権利を独り占めしてしまうと、誤解をされがち。
「まぁまぁ、 幸枝じゃない。良く来てくれたわね。ささ、二人とも座敷の奥に、お茶でもしましょう。」と言った久実は、二人を奥へと通して行く。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月21日・午後14時15分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ公国・キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・オキナワ島・州都・那波市・リュウキュウ諸島地方自治州区・キリヤ公国本国・法務省・法務局管理地域・島津家流罪蟄居指定区画街・元島津家当主・島津・久実・義久屋敷にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
州都・那波市に在る島津・久実・義久屋敷にやって来た旧臣たちは、久しぶりに旧主を囲んでの団欒のひと時を過ごして居た。
「そう言えば、聞いたわよ。今度、日置藩王になると聞いたわ。おめでとう。」
「それはお耳の早い。ありがとうございます。」と述べて居る幸枝は、一宇治城を居城とし、日置市を首都とする日置藩王国の立ち上げを許され居る大名王家と成る事が決まって居た。
「さっき理安にも言ったけど、わたしと島津家に遠慮する事は無いわ。遠慮なく立藩建国をなさい。」
「と言われますが、都市国家同然の小藩王国です。周りは織田家に囲まれて居心地が少々悪いのが難点ですわ。」
「お父さんが居るから大丈夫です。後ろから目を光らせる事でしょう。」
「それならそれで、貴久さまが安心出来るようにしなければなりませんねぇ~」
「それよりも久実さま、一つたけお聞きしたいのですが・・・・わたくしが鹿児嶋市と鶴山城を引き取りたいと言っても構いませんでしょうか?」
「それは何でかしら?」
「せめてもの意趣返しにと思いましてね。」
「冗談にしては笑えないわ。さっきも言ったでしょ、わたしに遠慮と義理立ては無用よ。二人とも好きに生きなさい。」
「分かりました。わたしは勝手にキリヤ公国内で手柄を上げて、鹿児嶋市と鶴山城を貰い受けましょう。」と言い切る幸枝は、何某かの思惑が有っての発言だった。
「本当に鹿児嶋市と鶴山城を引き取る積りなのか?」
「ええ、日置藩国に近いから、国土が足りないと聞かれたら東海域の在る薩摩国の内陸部に在る鹿児島湾は是非とも欲しい所なんです。タダで欲しいと言うと島津家旧臣の立場では波風を立てるから、何か手柄を立てる必要が有るわ。」
「場合によっては、身も心も捧げると言う手段もね?」と言う冗談を言ってのけてた幸枝は、如何やら島津家旧臣としての恩返しもしたいと言う義理立てから、この様な事を言って居るのだと、身内びいきな意味で察して居る理安。
「ほう・・・・・聞き捨てならない事を言うな、幸枝っ!!!」
「幸枝、それはトラの尾を踏む物言いよっ!!」
「あら嫌だわ、この子ったら一度、忠義を決めた主君への想いは色恋沙汰に近いから、怒らせると手が付けられ無くなる。」
「そっ、そそそ、そんな事はっ!!」と慌てる理安だったが、動揺して居るあたり、自覚して居る気持ちは有るらしい。
そんなお茶会は、勇治たち一行らが到着予定時刻が迫るまで、時間の許す限り、楽しく続けられたと言う。
マギアンティア世界統一暦・1555年・12月21日・午後15時17分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ公国・キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・リュウキュウ諸島地方自治州区・州都・那波市・那波港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勇治たち一行ら乗って居る公王専用お召客船キリヤ号を中心とした艦隊船団が、キリヤ列島地方・リュウキュウ島諸島・リュウキュウ諸島地方自治州区・州都・那波市・那波港にやって来たのはその日の午後15時を回った時間帯だった。
那波港にやって来た一行らを出迎えたのは、島津家旧臣たる・山田・理安と、同地に遊びにやって来て居た伊集院・幸枝。
離島流罪刑に処された島津・久実と末妹である衣恵与であった。
「久姉ぇ、衣恵ちゃん。久しぶりって・・・・理安の事は聞いて居たけど、幸枝が来てたんだ?」と弘美は姉妹らへの挨拶を述べと共に、驚きの言葉を呟く。
「弘美さま、利美さま。ご健勝で何よりですわ。休暇とやら取れると言うので、理安の顔を見に来る序でに、お二方のご様子を伺いに参りました。」と述べいた幸枝は、わざと旧主への訪問と言う言葉を避けていた。
それは島津家・主戦派は罪人の一派であると言うのが、キリヤ公国連合国内と諸外国での認識であるからだった。
「皆さん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。」と現れたのは勇治たち一行らである。
「勇治様、ご健勝のこと何よりで御座います。」と真っ先に出迎えの挨拶を述べたのは、久実であった。
(久姉ぇ・・・・・みんなの為に其処まで・・・・・するの?)と平身低頭な挨拶とも言える姿を島津家・主戦派閥が居並ぶ中で平然とやってのける久実の姿に衣恵与し妹として感銘し、関心して居た。
「久実さん、其処まで卑屈な態度取られなくても。」
「いいえっ!!罪人たるわたしは、率先して模範と成る態度を示しませんと、周りが付いて来ません。既に次女・弘美、三女・利美の二人は陛下のご家中です。隠居したわたくしも模範示さねば成りませんっ!!!」と言い切るのは、臣下の礼を取るのも同然の発言だった。
(久姉ぇっ!有無を言わせない為に、其処までっ!?)
「義久さまのおっしゃる通りっ!!!」
「我ら一同は、貴方さまに負けましたっ!!!」
「薩摩隼人たるものは、雌雄決した相手に何時まで言い訳するのは薩摩隼人に在らずっ!!!」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」
「「「「「我ら一同、勇治陛下とキリヤ公国に忠誠をお誓い申し上げまするっ!!!」」」」」」と、社交辞令として出迎えにやって来た島津家・主戦派閥らの幹部らは、久実の姿を見た事で一斉に頭を下げたのであった。
「ふっ!!やっぱり、首を刎ねて置けば良かったな。」と愚痴る和紗は、島津家の結束力を見て皮肉るのだが、面白い物を見たと言う顔付きをして居た。
「申し訳ございません。こんな事をさせる積りは無かったのですが・・・・・・」と理安は、勇治に謝罪を述べる。
「いいえ、僕も反省しろと言いに来たのではありませんが、久実さんにも何かご事情があるのでしょう。」
「それよりも、今宵は親睦会と洒落込みませんか?」とディナーのお誘いをする勇治。
「喜んで、ですが・・・・陛下のご宴会に着て行く衣服が御座いませんので、身なりに付いてはご容赦くださいませ。」と冗談で返す久実。
その日のディナータイムでは、酒豪揃いな島津家の者達との飲み比べで、先の九州島地方戦役での遺恨が棒引きに至ったのは言うまでもない。
果たして、島津・久実の野心は消え去ったのか?今回の申し出に付いては芝居であったのかは、それは彼女だけが知って居る。
この日勢揃いした島津家4姉妹と家臣団らは、束の間の交流を楽しんだのであった。

