キリヤ公国英雄戦記物語

マギアンティア世界統一暦・1555年・12月16日・午前12時00分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ地方・キリヤ公国・カンサイ地方・カンサイ地方自治州区・キリヤ山脈南東部内・元ガリアナ王国領・マルク・セイーユ辺境侯爵家・東部領イーステァ地方飛び地領・マルク・セイーユ盆地・マルク・セイーユ町・マルク・セイーユ町中心地・旧マルク・セイーユ辺境侯爵家・別荘代官館・現勇治の地方別荘地・マルク・セイーユ別荘にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 勇治たちキリヤ連合国夏休み旅行御一行らは、ガリアナ王国・首都・王都パリティ市を東方面へと出発し、ガリアナ王国とキリヤ公国本国の南部に広がるユーロン南方海峡洋海を眺め見ながら列車に揺られる事丸二日。

 キリヤ公国・カンサイ地方・カンサイ地方自治州区・州都・オオサカ市にやって来て居た。


 和泉国州・堺市の豪商で、堺市商会組合・会合衆の商会長を務めて居る人物こと、千・茶々美・利易に出迎えられ、話があると言う彼女の誘いに乗った勇治は、外交・国防に関わり合いが有ると見たので、その会合に臨みつつ、その事に付いての話し合いも恙なく終わった勇治たちキリヤ連合国夏休み旅行御一行らは、今日の宿泊先であるマルク・セイーユ別荘館へとやって来て居た。



マルク・セイーユ別荘館とは?


 マルク・セイーユ辺境侯爵家時代の時は、バロック風建築様式の3階建ての横長の建物で、マル・セイーユ辺境侯爵家・別荘代官館として使われて居たが、東部領イーステァ地方領をキリヤ公国領土として受け継いだ勇治により、その統治下に置かれてからは、カンサイ地方自治州区役所から派遣された代官による監督下に置かれ、勇治のマルク・セイーユ別荘地と成った。

 その後、公帝戦争が終わった直後に、織田家がキリヤ公国連合国への加盟の話が来ると聞き付け、東西南北の貿易航路の要であるカンサイ地方自治州区・州都・オオサカ市への進出に一番乗りをした魚屋路千里貿易商会(ととやせんりぼうえきしょうかい)を僅か数年でアマテラス神皇国地方随一の大商会へと躍進させたと言う和泉国州・堺市の豪商で、堺市商会組合・会合衆の商会長を務めて居る千・茶々美・利易。

 彼女が、キリヤ公国本国政府と勇治の委託依頼を受けて、マルク・セイーユ盆地地方領の麦畑にブドウ園を始めとする果樹園を更に広げる事業の委託も請け負って居るの同時に、マルク・セイーユ別荘地の管理人も就任して居る。



マルク・セイーユ盆地とは?

 マルク・セイーユ町を中心としたキリヤ山脈南東部内に在る320km2の盆地の事で、国土面積は地球世界のリヒテンシュタイン公国を二つくらいの広さを持って居る。

 勇治はゴッドタブレットを用いて、土地の開墾を進め、治水事業を推し進め、田畑を広げ、日用品の工芸品を産み出し、街道の整備を含めたインフラ整備を行い、商業を奨励し、株式会社を興して、外国との交流を強め、安定した社会基盤を築き上げた。


 マルク・セイーユ町とは?

 元ガリアナ王国領・マルク・セイーユ辺境侯爵家・東部領イーステァ地方領での飛び地だった事に由来し、マルク・セイーユ盆地を中心としたキリヤ山脈南東部内に在る320km2の盆地の事で、国土面積は地球世界のリヒテンシュタイン公国を二つくらいの広さを持って居り、その中心地に在る旧マルク・セイーユ町が都市としての出発する原点と成って居る。

 マルク・セイーユ辺境侯爵家事態が跡取りが居なくて御家が断絶してしまい、親戚が跡目を継いだ際に国庫に返納されて王室直轄領に戻されて居た。
 マルク・セイーユ辺境侯爵家・東部領イーステァ地方領の遺産放棄をした理由は単純で、単に飛び地領が辺境な上に遠すぎて、面倒が見切れないからであった。
 
 その後、東部領イーステァ地方領をキリヤ公国領土として受け継いだ勇治により、その統治下に置かれてからは、キリヤ公国・カンサイ地方・カンサイ地方自治州区・州都・オオサカ市に属する勇治の直轄領と成った。

「ほう・・・・此処が魚屋路千里貿易商会に任せて居る勇治の直轄領か・・・・・・」

「殆んど任せきりなんだけどね。」

「このブドウ園のブドウは見たこともない赤色や緑色ね。」とリィーゼは故郷でもワイン酒造用のブドウ園を幾つも持って居り、ワインブドウ園農家やワイン酒造株式会社も多数有るので、今までの世界情勢では遠出をする機会が少なかった事から、他所の品種・・・・取り分け異世界の品種である日本産ブドウを見るのが物珍しかった。

「こっちが甲州で、この大きなのが巨峰。緑色のはシャインマスカットって言うの。」

「みんなも知って居るでしょうげと、勇治が例のあの御業で取り寄せて来た故郷の果物よっ!!」と自慢げに言うセレジア。


 以下の品種がゴッドタブレットの力で、次元を超えて取り寄せてられて居た。


 デラウェア: 小粒で甘みが強く、食べやすい品種。生食用として人気が有る。

 巨峰: 大粒で濃厚な甘さが特徴。種なし栽培も行われており、非常に人気のある品種。

 ピオーネ: 巨峰と同様に大粒で、甘みと酸味のバランスが良い品種。ワイン用にも適して居る。

 藤稔: 大粒で果汁が多く、甘みが強く、食味が優れており、人気が有る。

 クイーンニーナ: 新しい品種で、甘みが強く、皮ごと食べられるのが特徴。

 シャインマスカット: マスカット香があり、糖度が高く、皮ごと食べられる品種で、近年人気が高まって居る。

 甲斐路: 山梨県の代表的な晩生種で、甘みが強く、果房が美しい赤色をして居る。
甲州: 日本最古の栽培品種の一つで、ワイン用としても利用されます。酸味が強いのが特徴。


「毛利領内(うち)でもやってみたいわね。」

「手間も時間も掛かるじゃろうし、大変そうじゃけんね。」

「そうかしら?春美と竜実の所の所領地域は山間部や盆地が多いから、向いて居ると思うけど?」

「姉さん、私はみかんを含めた柑橘類とオリーブをやって見たいです。勇治さんの故郷である日本の瀬戸内海と良く似た気候である我らが領内の瀬戸ノ内海毛利領内の山間沿岸地域と離島諸島内を開拓すれば、良い畑作物の一大産地に成り得ると思います。」

「それを使ってお酒を造ったり、お菓子を生産すれば更なる収益が見込めますね。」と竜実が締め括る。


 しかしながら、春美は相も変わらず、初対面での出来事から勇治の事が苦手意識が有るらしく、何から何まで勇治の手を借りることに苦笑した顔をして居た。



「あーん・・・シャクッ!!シャクッ!!ごっくんっ!!うわあああっ!!甘く瑞々しくて美味しいですねっ!!勇治さまっ!!」と宗・義美・義智は、メイドさんたちに二十世紀梨を剥いて切った物を試食させて貰って居た。  

 二十世紀梨は青梨系の中生種で、和なし生産の5%を占める生産量第5位の品種であり、また、鳥取県産なしの8割を占める。300g前後の中玉くらいの果実のこと。

 果皮は黄緑色、甘みと酸味のバランスが良いすっきりした味わいで、果汁が多く、収穫時期が比較的遅く、(水分の多い)梨の需要が見込まれる夏・初秋に収穫できないのが欠点でもある。

 自家受粉が出来ない(これは二十世紀に限らず)、黒斑病に非常に弱いといった欠点を改良した品種もある。

「気に入った?」

「はいっ!!とても美味しいですし、出来れば・・・・その・・・故郷の領民たちへの農産業の手助けをしたいので苗木が手に入れたいですし、 父上やお爺さまや家臣たちへの手土産として、持ち帰るものが有れば・・・・・・」

「良いよ、折角だからご家族へのお土産に送って上げようか?」

「ありがとうございますっ!!故郷のみんなも喜びますっ!!」と喜ぶ宗・義美・義智であった。  




マギアンティア世界統一暦・1555年・12月16日・午前12時00分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸南部地方・キリヤ公国連合国本国・第一連合地方・キリヤ地方・キリヤ公国・カンサイ地方・カンサイ地方自治州区・キリヤ山脈南東部内・元ガリアナ王国領・マルク・セイーユ辺境侯爵家・東部領イーステァ地方飛び地領・マルク・セイーユ盆地・マルク・セイーユ町・マルク・セイーユ町中心地・旧マルク・セイーユ辺境侯爵家・別荘代官館・現勇治の地方別荘地・マルク・セイーユ別荘にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勇治たちキリヤ連合国夏休み旅行御一行らは、ガリアナ王国・首都・王都パリティ市を東方面へと出発し、ガリアナ王国とキリヤ公国本国の南部に広がるユーロン南方海峡洋海を眺め見ながら列車に揺られる事丸二日。

 キリヤ公国・カンサイ地方・カンサイ地方自治州区・州都・オオサカ市にやって来て居た。


 和泉国州・堺市の豪商で、堺市商会組合・会合衆の商会長を務めて居る人物こと、千・茶々美・利易に出迎えられ、話があると言う彼女の誘いに乗った勇治は、外交・国防に関わり合いが有ると見たので、その会合に臨みつつ、その事に付いての話し合いも恙なく終わった勇治たちキリヤ連合国夏休み旅行御一行らは、今日の宿泊先であるマルク・セイーユ別荘館へとやって来て居た。

 そんな中でベルファ・ファーストをはじめとするキリヤ公国公王室宮内庁のメイド隊メンバーらは、業務の合間に穏やかな時間を過ごして居た。

「あまいっ!!」

「本当ね。こんなにも美味しい果物は、北海島でも食べたことが無いわっ!!!」

 新米世界神ユイテルシアこと、マギアンティア世界人の人間族であるユイン・テルシーアたる愛称・ユイは、同僚であり友人関係にあるトゥクル・コシャンの二人は、 巨峰と言うブドウに舌鼓を打って居た。

  勇治の故郷たる日本では、大粒で濃厚な甘さが特徴。種なし栽培も行われており、非常に人気のある品種とし知られるブドウである。


「こちら、この農園で栽培されたリンゴを使ったリンゴパイに成ります。」とアルテジアが擬態して居るアルテナ・テルシーアこと、通称名・アルティに紅茶とこの地方のリンゴ園で採れたリンゴを使って作ったアップルパイを差し出すベル。

「ありがとう。頂きます・・・・・・サクっ!!ん~とても香ばしく、サクサクとした生地に、ほのかな酸味と甘みのリンゴが何とも言えない美味しさを出して居るわね~」と静かにティータイムの時間を楽しむアルティ。


「みんなも楽しんで居るみたいだね。」


「これはこれは勇治陛下。お陰様で旅を楽しませて貰って居りますわ。」

「娘も此処ならば、安心して働かせて頂けれると言うものですわ。」

「あの~今更ながら体裁を取り繕うお言葉を頂いても・・・・・」

「女神云々の関係は、聞こえる物とそうでない物に分けて居りますが、違和感がない演技も必要なのよ~」と言うアルティ。

 要するに揶揄って居るのである。

「勇治さま、お願いを無心しても宜しいでしょうか?」と珍しく、性格は頑固で真面目で、筋を通すタイプなトゥクルがおねだりをして来たのである。

 彼女はアイヌル・シャッコロ・北地の反乱の鎮圧後に、関係者親族の娘達で構成されたテロ陳情集団を結成し、勇治に対してテロ事件を起こし居る敗戦罪人である。

 
 トゥクル・コシャンは父親の為に勇治を襲撃事件の咎を減刑処分する条件として、キリヤ城内の宮中公王居公邸の女従者として召し抱えてる形で、20年間の間キリヤ公国に奉仕して仕える事を釈放の条件を受けて居る。

 その為にトゥクルをリーダーとする第二侍女隊120名は、ベルの配下として訓練を積み続け、今ではメイドSP護衛官としてもかなり腕前を誇るまで至った絶対の忠誠を誓った頑固者達である。

 我儘を言うのは以ってのほかと言う心情であるので、何かが欲しいと我儘を言うのは珍しかった。

「珍しいね。トゥクルが我儘を言ってくれるなんて・・・・・・・」


「あの・・・・北海島の・・・・故郷のアイヌル民族の民達にお土産をお願い致します。此処に有る果物の中で、気候や風土に合いそうな果物を育てて、みんなの暮らしの足しにしたいのですが・・・・・・・」

「・・・・・・」と勇治は、思わぬ申し出に感動して、あっけらかんとした顔付き成って居た。


「だっ、ダメですか?」と恥ずかしがる態度を取りながらの接する姿も見せる事が有るトゥクル。

「勇治さまっ!!」

「お願いしますっ!!」

「まだまだウチ等の故郷は貧しい所が多くて・・・・・」

「キリヤ公国や伊達様たちの国々との交流が始まって、狩猟だけの生活から畑作生活が始まったばかりですから・・・・・」

「我らの嘆願をっ!!」

「是非ともお願いしますぅ~」

「よーしっ!!全部纏めて面倒をみるからっ!!大丈夫っ!!」

「お土産用の果物と苗木や種も用意するからねっ!!」


「「「「「うわあああああぁぁぁぁーーーーっ!!流石は勇治さまっ!!」」」」」と言うアイヌルメイドSP護衛官のリーターたち。

「勇治さま、有り難う御座いますっ!!」と真っ赤な笑顔で喜ぶトゥクルであった。


 後にトゥクルとアイヌルメイドSP護衛官のリーターたちの功績により、故郷のアイヌル民族たちの農業には、菓子作りに欠かせない果樹園や畑が広がり、酒蔵が多く立ち並びつつ、加工工場が基幹産業と成って行く事に成る。


 その日の夜のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「もう惚れたわっ!!」

「そうよっ!!罪人であるアタイたちに・・・・」

「こんなにも優しくしてくださるなんて・・・・・・・」

「結婚は無理でも・・・・・」

「せめて・・・・あたしたちの事をお妾にして貰いたいよぅ・・・・・」

「絶対にあのお方のお子が欲しいわっ!!」

「「「「「「「うんっ!!」」」」」」」

「こらこら無茶苦茶言うんじゃないわよっ!!」


「トゥクルこそっ!!今回の功労者なのに、忠誠を誓ったご主人様に何もお礼をしないのは可笑しいわよっ!!」


「「「「「「「そうよっ!!そうよっ!!」」」」」」」

「ええっ!?何でそう言う話に成るのっ!?」


「お金で返せない恩は、主さまのお側で仕えて、身体を張ってお返しするのがアイヌル民族の慣わしなのよっ!!」

「それにお強い力と数多の自治国領と国家元首の方々を束ねる権限を持った宗主国王と言う殿方なのだから、その方のお子をアイヌル民族の友好の架け橋として、一族の血を取り入れるのは当たり前のことなのよっ!!」

「しかも女神さまの祝福を受けしお方なのっ!!」

「伊達様は我らが地方王に在らせるけど、その更に上に居られる勇治さまは、我らがアイヌル民族の宗主国王なのだから、絶対にアイヌル民族との強い繋がりが欲しい所ねっ!!」

「絶対に勇治さまの最低位の王室妃身分である伽役妃としてキリヤ公国の公王室入りして、あたしたちの誠意を見せるのよっ!!」

「「「「「「「えいっ!!えいっ!!えいっ!!えいっ!!おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」」」

「えええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」と言うトゥクルは、なんやかんやで最低位の王室妃身分である伽役妃としてキリヤ公国の公王室入りを果たす事に成るのは先の話しだが、オマケの話としてアイヌルメイドSP護衛官のリーターたちらも、勇治の寝室に夜伽へと突撃隊を仕掛けたは、女たらしが故の結末だったりする。