夜空は綺麗だ。
今は変わらない日常すらも綺麗だと感じる。
そして、カメラに映る君も。
「ちゃんと撮れた?」
「うん。」
後ろの街の明かりが彼女を照らして暗い夜でも綺麗に映る。
「よし!じゃあ今日は終わり!カフェ行こ〜」
彼女はショート動画投稿サイトでよく動画を上げている。少しフォロワーも多いため、意外とそのサイトでは知られている。
「いやぁ寒いね〜!早くいつものカフェに入りたいよ」
「まぁ夜だしさ。夏でもないんだから」
「今は秋も終わって冬に近づいているんだもんね〜なんて言うかな。ただただ寒い。」
それは理由なのか?と彼女は笑う
彼女の笑いは何かと引き寄せられる。理由はわからない。けれども不思議と彼女の笑顔はみんなを惹きつけていく。
そうするうちにカフェにつき、店員にキャラメルラテの大きいサイズを2つ頼む。
席につくや彼女は今日も疲れたなぁと伸びる
「じゃあ今日の動画ちょうだい!」
「早いよ。ちょっと待って」
飲み物を持ってくると僕に今日の動画を送れとせかしてくる。
僕はとりあえず飲み物を飲んで、はぁとため息をつく。
「で、なんだっけ」
「動画送ってって!」
「あ、そっかそっか。」
僕は動画を彼女のメッセージアプリに送る。
彼女は送られてきた動画を確認し、今日もいい感じ!と頷く。
「今日もちゃんと撮れてるよ〜」
「よかったよ」
ちゃんと取れていることに加えて彼女がずっと笑っていることに安心する。
「んー!美味しい!」
「飲むのが早いよ。全然飲めてないよ。」
「まあまあ」
彼女はすでに半分くらいを飲んでおり、自分のスピードの3倍くらい早い。
「ちょっと前から撮ってもらってるけど、カメラのアングルとか凛はよくわかるよね。撮り方が上手い!もしかして意外と女の子が踊ってたりする動画見る?」
と嘲笑う。可愛い悪魔のよう。
「いや、単純に曲のリズムとかさ、まあ別に教えてもらってるし…何回も撮り直しはしてるじゃん。」
「にしても飲み込みが早いよ!君と出会う前までは友達に頼んでたけどその時は今より何倍もやり直ししたよ…」
付き合わされてた友達が少し気の毒だと心の中で思ったが、天音といて楽しくないことなんてない。きっとなんやかんや上手く付き合ってたんだろう。
「いやあ、美味しかった」
「飲み干すのが早すぎるよ…」
「あれれ?まだそこそこ残ってるなぁ。飲んじゃおっかなー」
「まぁいいよ。のんでも」
想像してた回答とは違った返答が返ってきたからなのかきょとん、とした顔で一瞬固まっていたが天音は正気を取り戻した。
「あ、じゃあいただきます…」
彼女にしては珍しく、いつものような星みたいにキラキラしたような笑顔ではなく、少し赤らめている。
「じゃあ、帰ろっか」
かれこれ1時間近くいたため夜にはさらに黒みがかかっている。
でもその中でも光る星は一等星と言わんばかりの輝きをしている。
「星、綺麗だなぁ」
「なんか言った?」
「いや、何も言ってないよ。」
独り言をこぼす。
前を元気よく走っていく彼女はルンルンした気分で帰る。僕はその背中を追いかけるように少しづつ歩く。
「おーい!何してるのー!帰ろーよ」
彼女が止まってこちらに笑顔を向ける。それに僕はうん。と返事をして走る。
ああ、ちゃんと言えたらな。
いつかどこかで、きっと。
『好きです』と
今は変わらない日常すらも綺麗だと感じる。
そして、カメラに映る君も。
「ちゃんと撮れた?」
「うん。」
後ろの街の明かりが彼女を照らして暗い夜でも綺麗に映る。
「よし!じゃあ今日は終わり!カフェ行こ〜」
彼女はショート動画投稿サイトでよく動画を上げている。少しフォロワーも多いため、意外とそのサイトでは知られている。
「いやぁ寒いね〜!早くいつものカフェに入りたいよ」
「まぁ夜だしさ。夏でもないんだから」
「今は秋も終わって冬に近づいているんだもんね〜なんて言うかな。ただただ寒い。」
それは理由なのか?と彼女は笑う
彼女の笑いは何かと引き寄せられる。理由はわからない。けれども不思議と彼女の笑顔はみんなを惹きつけていく。
そうするうちにカフェにつき、店員にキャラメルラテの大きいサイズを2つ頼む。
席につくや彼女は今日も疲れたなぁと伸びる
「じゃあ今日の動画ちょうだい!」
「早いよ。ちょっと待って」
飲み物を持ってくると僕に今日の動画を送れとせかしてくる。
僕はとりあえず飲み物を飲んで、はぁとため息をつく。
「で、なんだっけ」
「動画送ってって!」
「あ、そっかそっか。」
僕は動画を彼女のメッセージアプリに送る。
彼女は送られてきた動画を確認し、今日もいい感じ!と頷く。
「今日もちゃんと撮れてるよ〜」
「よかったよ」
ちゃんと取れていることに加えて彼女がずっと笑っていることに安心する。
「んー!美味しい!」
「飲むのが早いよ。全然飲めてないよ。」
「まあまあ」
彼女はすでに半分くらいを飲んでおり、自分のスピードの3倍くらい早い。
「ちょっと前から撮ってもらってるけど、カメラのアングルとか凛はよくわかるよね。撮り方が上手い!もしかして意外と女の子が踊ってたりする動画見る?」
と嘲笑う。可愛い悪魔のよう。
「いや、単純に曲のリズムとかさ、まあ別に教えてもらってるし…何回も撮り直しはしてるじゃん。」
「にしても飲み込みが早いよ!君と出会う前までは友達に頼んでたけどその時は今より何倍もやり直ししたよ…」
付き合わされてた友達が少し気の毒だと心の中で思ったが、天音といて楽しくないことなんてない。きっとなんやかんや上手く付き合ってたんだろう。
「いやあ、美味しかった」
「飲み干すのが早すぎるよ…」
「あれれ?まだそこそこ残ってるなぁ。飲んじゃおっかなー」
「まぁいいよ。のんでも」
想像してた回答とは違った返答が返ってきたからなのかきょとん、とした顔で一瞬固まっていたが天音は正気を取り戻した。
「あ、じゃあいただきます…」
彼女にしては珍しく、いつものような星みたいにキラキラしたような笑顔ではなく、少し赤らめている。
「じゃあ、帰ろっか」
かれこれ1時間近くいたため夜にはさらに黒みがかかっている。
でもその中でも光る星は一等星と言わんばかりの輝きをしている。
「星、綺麗だなぁ」
「なんか言った?」
「いや、何も言ってないよ。」
独り言をこぼす。
前を元気よく走っていく彼女はルンルンした気分で帰る。僕はその背中を追いかけるように少しづつ歩く。
「おーい!何してるのー!帰ろーよ」
彼女が止まってこちらに笑顔を向ける。それに僕はうん。と返事をして走る。
ああ、ちゃんと言えたらな。
いつかどこかで、きっと。
『好きです』と

