「バスケの天才かも」
「ミニバスしてたって言ってたよな」
出会ってすぐの時に確かそんな事を言っていた。
「ミニバスは4年生の時に1年だけ。昼休みに練習しに体育館へ行ったら、バスケ部の子が筋トレしてて、教えてくれた」
「誰?」
「5組の佐久間くん」
今日の昼に匡希が玲於奈から体育館に呼び出された時も、佐久間はいた。
馬場たちバスケ部1年で体育館の隅で筋トレをしていたが、玲於奈は3本連続で決めたあと佐久間に飛びついて、抱き合って喜んでいた。
消灯時間の30分前に食堂での勉強を終わらせて、匡希は玲於奈の部屋に行った。
「玲於奈、脱がせていい?」
「いいよ」
嫉妬を帯びた会話は切り上げて、玲於奈のシャツとハーフパンツを脱がせる。
1週間前よりも上手くなったキスをしながら、我慢しきれず玲於奈の下着も脱がせた。
「勃ってる。触っていい?」
「いいよ」
何を聞いてもいいよ、と言ってくれそうだった。
「玲於奈は裸でなんでもしてくれるって噂を聞いた」
恥ずかしそうにしているのをからかう。
「匡希が大好きだからなんでもしてあげる」
玲於奈は言われたら言い返すタイプだ、と匡希は思った。
まだふたりとも15歳で、『なんでも』をするのは無理だった。お互いに裸で体を触ったり、恥ずかしがって笑ったりして、それで終わりになり「またね」と言って服を着てそれぞれの部屋で寝た。
「そんなに朝飯美味い?」
ニコニコしながら食べている玲於奈に玖太が聞いた。
匡希も隣に座る玲於奈を見た。
昨日の夜に玲於奈の部屋から帰るとき、ドアの前でキスして抱き合って、やっとの事で部屋から出て隣の自室に戻った。
「僕すごく好きなんだ、この……これ」
「オクラのおひたし?ほんとに?」玖太が玲於奈の機嫌の良さを訝しんだ。
「うん」
「玲於奈いいことあった?」
「玖太がいて、匡希がいて、大好きな人と住んで幸せ」
玲於奈は隣の玖太の肩をぎゅっと抱いた。
「匡希も来て」
匡希は呼ばれて仕方なく立ち上がり、玲於奈と玖太を2人まとめてハグした。
「1年!さっさと食え!」
3年の先輩からどやされたが、からかわれただけで本気で怒られているわけではない。
青羽学院の学生寮は、それぞれが自分のために過ごせる場所だ。
「はーい」3人は返事をして、朝食の続きを食べ始めた。
「ミニバスしてたって言ってたよな」
出会ってすぐの時に確かそんな事を言っていた。
「ミニバスは4年生の時に1年だけ。昼休みに練習しに体育館へ行ったら、バスケ部の子が筋トレしてて、教えてくれた」
「誰?」
「5組の佐久間くん」
今日の昼に匡希が玲於奈から体育館に呼び出された時も、佐久間はいた。
馬場たちバスケ部1年で体育館の隅で筋トレをしていたが、玲於奈は3本連続で決めたあと佐久間に飛びついて、抱き合って喜んでいた。
消灯時間の30分前に食堂での勉強を終わらせて、匡希は玲於奈の部屋に行った。
「玲於奈、脱がせていい?」
「いいよ」
嫉妬を帯びた会話は切り上げて、玲於奈のシャツとハーフパンツを脱がせる。
1週間前よりも上手くなったキスをしながら、我慢しきれず玲於奈の下着も脱がせた。
「勃ってる。触っていい?」
「いいよ」
何を聞いてもいいよ、と言ってくれそうだった。
「玲於奈は裸でなんでもしてくれるって噂を聞いた」
恥ずかしそうにしているのをからかう。
「匡希が大好きだからなんでもしてあげる」
玲於奈は言われたら言い返すタイプだ、と匡希は思った。
まだふたりとも15歳で、『なんでも』をするのは無理だった。お互いに裸で体を触ったり、恥ずかしがって笑ったりして、それで終わりになり「またね」と言って服を着てそれぞれの部屋で寝た。
「そんなに朝飯美味い?」
ニコニコしながら食べている玲於奈に玖太が聞いた。
匡希も隣に座る玲於奈を見た。
昨日の夜に玲於奈の部屋から帰るとき、ドアの前でキスして抱き合って、やっとの事で部屋から出て隣の自室に戻った。
「僕すごく好きなんだ、この……これ」
「オクラのおひたし?ほんとに?」玖太が玲於奈の機嫌の良さを訝しんだ。
「うん」
「玲於奈いいことあった?」
「玖太がいて、匡希がいて、大好きな人と住んで幸せ」
玲於奈は隣の玖太の肩をぎゅっと抱いた。
「匡希も来て」
匡希は呼ばれて仕方なく立ち上がり、玲於奈と玖太を2人まとめてハグした。
「1年!さっさと食え!」
3年の先輩からどやされたが、からかわれただけで本気で怒られているわけではない。
青羽学院の学生寮は、それぞれが自分のために過ごせる場所だ。
「はーい」3人は返事をして、朝食の続きを食べ始めた。


