大量の猫の死体遺棄 虐待死とみて警察が捜査 

 ██市の公園で、虐待されたとみられるネコが遺棄されているのが相次いで見つかり、警察は動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

 猫の保護活動を行っているNPO法人によると、17日に██市の森林で猫の遺体が木に吊るされているのが見つかったということです。警察や法人が遺棄された猫の遺体を迷い猫などの画像と照らし合わせた結果、猫はいずれも野良猫だと判明しています。発見された猫の遺体には同様の特徴が残されており、警察は同一犯の犯行として調査を行っています。

 NPO法人の代表法川氏は「以前から森林の周辺は猫が集まっている場所だった。今回の件はそれを好ましく思わなかった人物による犯行ではないか」と語っています。また、公園の管理者は「この公園には地域猫用のトイレが設置されており、適切な管理の下餌付けなども行っていたので猫がよく集まっていた。公園の利用者からは一定の理解を得ていると考えていたので、まさかこんなことになるとは」と語っています。警察は公園の監視カメラの確認のほか、地元住民へ不審者情報の呼びかけを行っています。