猫についてのブレインストーミング

Y: 結構話煮詰まりましたけど、どうしましょうか。

A: ここまでの話を纏めて一旦形にしてみようかなと思います。

Y: OKです。さっきまでの猫の対立の話がメインですかね?

A: はい、もしかしたら他の話も参考にするかもですけど。

Y: 了解です。

Y: ちなみに内容は決まったとして、どういう方向性にするかは定まりました?

A: はい。ビジュアル的な怖さ突き詰めてみようかなと。

Y: ビジュアルですか。

A: そうそう、グロとかゴアとかとはちょっと違うと思うんですけど、想像するといやな気持ちになるような路線で行きたいと思います。

Y: いいと思います。

A: というか、野良猫側の目的がそうだったら怖いなって考えてたんですよ。さっきは保護団体とか行政を敵に考えてたんですけど、野良猫の敵って何なら人間そのものなんじゃないかって。

Y: なるほど。

A: だってそもそもそういう団体なしに人間って猫に構うじゃないですか。ペットにしたり、野良でも撫でたり。

A: もう関わってくること自体が嫌だと。

A: そうです。飼われるのもいや、管理されるのもいや、何ならもう自分たちの前に姿を見せないでくれぐらいの。

A: そう考えたときに、野良猫の取る手段って「猫を見るのも嫌になる」状態にすることなんじゃないかなって。

Y: トラウマにしちゃえと。猫を見たときに不意にこれを思い出すような。

A: 引っかかれるから猫に近寄らない、よりもさらに上、猫を視界に入れたくないって人たちが増えるのが、野良猫にとって一番いいんじゃないかなと。で、どこか知らないところに野良猫の楽園が存在する。

A: なので、それを強調するためにビジュアル的な描写が多めになるかなと思います。どうですか?

Y: いいと思います!そうなると最後にもうちょっとだけどんな手段があるかとかだけ詰めておきたいですね。

A: 人に見せる処刑で思いつくのだとギロチンとか晒し首とかでしょうか。

Y: あるな~。酒鬼薔薇聖斗とか動物の首から始まったとか言いますし、そういう文脈込みでかなりイヤ。猫の生首がゴロゴロ転がってたりしたら町の治安とかも本当に悪くなっちゃうでしょうね。

A: 後はもう人間襲っちゃうとかですかね。

Y: それだとやり過ぎ感はあるかな~あくまで普通の猫だとすれば。とはいえ、猫の公開処刑ってだけで現実的ではないですけどね。

A: それはそう。

Y: まぁ所詮作り話だし、面白くなればそれもアリ。

A: 流れ次第ですかね。

Y: もしかしたらあるかも?って思っちゃうような話に出来れば、大丈夫だと思います。

A: ありがとうございます。じゃあ今日はこのぐらいで。お疲れさまでした。

Y: お疲れさまでした。