Y: 猫にとっていつの間にか設置されてる公衆トイレとか餌場ってどういう感覚なんでしょうね。人間で言ったら急に衣食住が用意されてるみたいな感じじゃないですか。

A: んー、どうなんだろう。

A: アレじゃないですかね、あるじゃないですか。猫は人間のことを大きな猫だと思っているみたいな話。

Y: あーありますね。

A: ああいう感じで、なんかおっきい猫が良いものたくさん用意してくれてラッキーと思ってるのかもしれない。

Y: 確かに。こういう勘違いを生かしてくとちょっと面白いかも。

A: しかもそのおっきい猫にかわいいとこみせてやると新たな物資をくれるという。

Y: 地域猫はミッションをこなして自分たちの街を発展させているつもりなのかもしれない。

A: スローライフ系のゲームと仕組み一緒なんだ。

Y: ただまぁ、こう言うとお互いウィンウィンな感じですけど、実際には去勢によって子孫繁栄の道は無くなっているわけですよね。

A: 自分たちの暮らしが便利になるごとに、どんどん未来の可能性が閉ざされていくわけですからね。

Y: そういう意味では地域猫活動って猫にとってはあまりいい活動ではない。まぁよく言われていることではありますけど。

A: 優性思想みたいなものと一緒に語られてるのも見ますよね。まぁ殺処分されない分ソフトランディングな解決策ではあるのは確かですけど。

Y: ただやはり自分たちにとって不利な施策であることには変わりないと。

A: ここら辺を猫の視点から掘り下げてみたいですね。報告書形式だとちょっと難しいですけど。

Y: うまくいろんな手段で表現していく必要があるとは思います。