A: あ、ちなみになんですけど、猫の死体をばらまくやつ、似たような話を思い出したのでその方向は結構きつそうですね。

Y: グェ

A: こちらは没案ということで……

Y: クゥーン……

Y: じゃあその前のあたりに話を戻すか……

Y: 猫って自由気ままなイメージとかありますけど、なんだかんださっきの地域猫でも出てきたように社会性があるじゃないですか。

A: 確かにそうですね。猫の集会とかもあるって言うし。

Y: 猫の文化って言ってたじゃないですか。ただ、そういうのって人間視点というか。だから猫視点からの異常存在を書くと面白いと思うんですよね。

Y: 猫が意識的に人間社会に介入してくるというか、そういうのって比較的新しいんじゃないかなと。

A: あ~なるほど。確かに生物系の異常存在って生物的なルールで動いてたり、もしくは擬人化されて人のようにふるまうって内容のものが多いかもですね。

Y: ですです。だから、猫の集団が意識的に人間社会に何かを求めて、異常なことをしている話って面白いんじゃないかな~と思います。

A: なんかあれ思い出しましたね。イカの目がめっちゃいいみたいな都市伝説。

Y: イカは実は宇宙人の偵察機で、宇宙人はイカを通して人類を監視しているって奴ですね。

A: それの猫バージョン的な奴、で猫自体が支配をもくろんでいるとか。

Y: 支配をもくろんでいる系の話は壮大過ぎて雰囲気が他のと被っちゃう感触ありますけど、いい感じの落としどころを見つければ結構面白くなりそうだと思います。