昔から、空想が好きだった。
いつも現実は酷く残酷だから。
私は空想の世界に逃げ込んだ。
いつからか、心の中に真っ白い空間ができた。
実の父親が私を殺そうとした時や、罵声を浴びせた時。父と母が姉と私の対応の差で喧嘩をした時。私はいつもその空間に逃げ込んだ。
アリスが現れたのも、その頃からだ。
幼い私と瓜二つの女の子。真っ白い空間にいつもいる、私の空想のお友達。
『ねぇアリス。パパは私なんかいらないんだって』
『ねぇアリス。パパはお姉ちゃんしか好きじゃないんだって。私の首を絞めたんだ』
何度も何度も逃げ込んで。真っ白い空間と、アリス。この場所だけが、安全地帯だった。
愛して欲しかった。ただ、それだけだった。
父が母と姉を置いて出ていったのは、私のせい。
お前さえいなければと常に言われた。
生まれてきたことが間違いだった私は、何度も何度も心の中で母と姉に謝った。
私さえいなければあの3人は普通の家族だった。
ごめんなさい。家族を奪ってごめんなさい。
今でも、悪夢に魘される。家族を奪った私に、幸せになる権利なんかないと言うように。
いつも現実は酷く残酷だから。
私は空想の世界に逃げ込んだ。
いつからか、心の中に真っ白い空間ができた。
実の父親が私を殺そうとした時や、罵声を浴びせた時。父と母が姉と私の対応の差で喧嘩をした時。私はいつもその空間に逃げ込んだ。
アリスが現れたのも、その頃からだ。
幼い私と瓜二つの女の子。真っ白い空間にいつもいる、私の空想のお友達。
『ねぇアリス。パパは私なんかいらないんだって』
『ねぇアリス。パパはお姉ちゃんしか好きじゃないんだって。私の首を絞めたんだ』
何度も何度も逃げ込んで。真っ白い空間と、アリス。この場所だけが、安全地帯だった。
愛して欲しかった。ただ、それだけだった。
父が母と姉を置いて出ていったのは、私のせい。
お前さえいなければと常に言われた。
生まれてきたことが間違いだった私は、何度も何度も心の中で母と姉に謝った。
私さえいなければあの3人は普通の家族だった。
ごめんなさい。家族を奪ってごめんなさい。
今でも、悪夢に魘される。家族を奪った私に、幸せになる権利なんかないと言うように。

