これあのー。なんていうか、あの、そんな録音とかしてもらってもあんま役に立つかわからへんっていうか……なんかすごい変な話なんですけど、いいですか?
あのー僕ら、僕ら野球部があの使ってる第2グラウンドに、トレーニングハウスってあるじゃないですか。
あの駐車場の横の建物なんですけど。はい。
それであのー……トレーニングハウスの裏、えーとあのトレーニングハウスあって、道路側、えーと、川あって道路あってっていうところの、その、道路側なんですけど、その、まあそこの間に人が1人2人ぐらい通れる隙間みたいなんが空いてるんですね。フェンスあって、建物、そのフェンスと建物の間に。普通はぜんぜん、あの、掃除、掃除のときくらいしかこおへんところなんですけど。
でまあ、そこに誰が見つけたかわからへん、誰かがあのー見つけた、5月ぐらいですかね?に見つけて、まあその実際いつからあったかとかちょっとわかんないんですけど、まあその見つけたやつがあって。
でそれがあのひょうたんみたいな形の石……なんですね。あのー、丸が2つ縦に並んでるような感じで。その石が立ってるっていうか、上下に並んでる感じなんですけど。で、その1個の丸がもう結構大きくて。僕の手……じゃないな、頭よりちょっと小さい、一回りぐらい小さいような感じの結構大きい石なんですよ。
で、それがあって、それを見つけて、でまあなんかそれが5月なんですけど、見つけはった時に、あの、みんなで、「おいちょっと拝もうや」みたいな。
「お地蔵さんやんけ」って。誰かが言わはって。あのー、だから、その石が立ってるし、2つひょうたん型みたいな形やし。かつそのなんか平べったい石の上にその石が積んであるじゃないですけど、たまたま乗ってるみたいな。で、それがそのフェンスの方にもたれかかるみたいになってるんですよ。やから何かお地蔵さんみたいやな、そんな感じに見えるなっていうことで。まあ悪乗りみたいな感じで拝もうやっていうことになったんですよ。
そんで拝んだりしてるうちに、またそのノリで、えーと、トレーニングハウスの下に、1階のところに倉庫があるんですね。で、その倉庫の中にもうなんか、何年前の、あのー、いくつ上の先輩かもわからん、まあその多分先輩やと思うんですけど、いくつ上かわからへんような先輩の練習帽が、落ちてるじゃないですけど、あ、白い方の帽子です。僕らかぶってる白い方の帽子が練習帽なんですけど、その、その帽子が置いてあったんですね。ずっと前から。
誰のんかもう全然誰もわからへんのやけど、タカハラユウジっていう名前が書いてあって。で、えっと、まあその拝むノリみたいなんの中で、誰かがそれ持ってきはって、被せるみたいな。その石にですね。石にかぶせて、で、かぶせたらもう結構ぴったりやったんで、もうこれでええやんというか。なんかこれ、「タカハラ様や」みたいな。その帽子の名前からとって。その石がそういうもんやみたいな感じのノリがあったんですよ。
で、そのノリがあって。もう結構、その後も毎日拝みに行くみたいなことのノリになってて。で、あの僕らってマネージャーいないんで、第2グラウンドの部室棟あるじゃないですか。あの、あそこの1階に、シャッターのところ、倉庫があるんですけど。あの倉庫の中に米びつが入ってるんですね。
僕ら、夜の練習の時に、練習の合間にあのご飯食べるんですよ。まあなんか栄養補給して体作りみたいな感じで。で、そのご飯食べる時に、まあそのご飯食べる時に、あの米炊きに来る必要があって。で、まあその米当番みたいなんが毎日いるんですけど。
その炊飯器にお米入れる時に、まあそのほんま良くないとは思うんですけど、その米びつの中から1つまみ米を持ってって、そのままその……石ですね、その石の前にお供えするみたいな。で、毎日それ取り替えるみたいな感じのことになってたんですよね。
もう結構、だから5月から割とずっと延長みたいな感じなんですけど。あともう1個、倉庫にまた、倉庫にある、あのー、落ちてた、まあこれもいつのかわからへんコップみたいなんも使って、それでお水も一緒にお供えするみたいな、そういうノリがあったんですよ。
ほんでそれを5月ずっとからやってたんですけど、あの、何ですかね、そのー、僕ら1年って、今僕もそうなんですけど、あの中学から高校なってめっちゃバット振るんで、手の皮ベロベロになるんですよね。その、練習メニューで結構いっぱい素振りするんで、結構もう手の皮ベロベロのままずっとやってるみたいな感じになるんですけど、なんかあの1年の方で、僕らあの1年は着替えてるんで、そのタカハラ、じゃなくて石があるところに近いところで着替えるんで、トレハ下で。練習終わりとかみたいな感じで、結構見に行くことがあるんですけど、なんかその時に、あのー、その石をなでたら早く手の皮が生える、みたいな。実際ほんまにそうやみたいなん言ってるやつもおったりして。なんかそんな感じの何ですか、あの効能じゃなくて、まあ、そんなことができるみたいなん言うようになったりして。
あと、あのこれは先輩も含めてなんですけど、補助組の人たち、だからあの怪我してはる人たちですね。怪我してはる人たちは、その痛めてるところ撫でた後に石触って、で、またその交互にタカハラさま、石と、痛めてるところ撫でたら、なんかはよ治る……とか、あと、痛みが引くみたいな感じになってたんですよ。そういう風にまあなってて。で、もうそれがほんまにずっとあったんですよね。もう……半年ぐらいになりますよね。だからそうですね、そんな感じで結構もう、毎日拝みに行ったりするような感じがずっと続いてたんですよね。
それで。それでなんですけど、まあその先月……やから11月初めぐらいやったんかな、まあ中頃ぐらいに。そのぐらいから、まあなんかちょっと僕ら、ラグビー部と揉めるじゃないですけど、まあなんか……揉めてる?みたいなことがあって。そんな感じのことがあって。そのー、僕らみんなが雨でトレハ下にいる時に、あの、だからラグビー部の吉川さんが来はって。
本気じゃないっていうか、ほんまにキレてはったわけじゃなかったと思うんですけど、その、
「お前ら何で全然勝ってへんのに優先してここ使えんねん」
みたいな。まあだから冗談交じり……だと思うんですけど、そういう感じのことを言ってきはったことがあって。はい。
で、まあそれで、えっと、僕らの田村さんが、それに、それ聞いて、
「俺らのOBが金出して作ってくれとんねん」
みたいな。そんな感じで言い返しはって、でや、まあでもその後に、まあだから桐村さんとかが、「いやそうやぞ金出してる方が偉いんやぞ」みたいなことを言わはったりして、なんすか、そのそこでまあなんかみんな笑ってみたいな感じで、だからなんかめっちゃバチバチっていうんじゃないんですけど、まああの、そういうことがあったんですよ。
もちろん野球部ラグビー部みんな仲悪いって感じじゃなくて、まあなんかそういうのあったりしたから、その、お互いよく思ってない人がいるみたいな。何人かいるみたいな感じではあるんですけど。
まあ実際、勝ってない、夏も勝ってないですし、ほんでまあ、その、ラグビー部の方が強いわけじゃないですか。やからそのまあ、吉川さんも、不満じゃないですけど、そういうのが、あの2グラとかトレハ使うのって僕らとラグビー部だけ、いやほんまはだけじゃないですけど、まあ大体そうやから。まあなんかそれで言ってきはったんかなみたいな。まあその、なんかそんなんが、そんなんがあったんですよ。
でまああって、そういうのがあって、なんですけど。
その、この前、あのえっと、さっき言ってたタカハラ様の、その石があるじゃないですか、その石が蹴飛ばされてるみたいなことがあって。あの練習途中の時に、蹴とばされてるっていうか、倒れてるみたいなんがあったんですよ。帽子も落ちてて。
でその日って僕ら誰も、まだその日はそっちには行ってなかったんで、トレハの方には行ってなかったんで。あのー、で、その日じゃあ誰がトレハ使ったんかなって言うたら、その、ラグビー部やったなみたいな感じで。まあそれで、その、昼休みも、昼休みも米当番の人が来てたんで、それでその時はそんなんなってなかったみたいな。
まあなんかそうですね、それでまあ、あって、そう……そうなってて。で、もう僕らも半年ずっとそういうノリの延長で拝んだりみたいなんがあったんで、その時もう……信じてるっていう感じじゃないんですけど、ないんですけど、あのー、愛着、愛着が湧いてて。
だからまあ、結構、その「何してくれとんねん」みたいな感じになってて。
で、だからそれ、もう結構重たいんで、みんな、何人かでまた持って、立て直して、帽子もかぶし直してってして。元通りにして、そのお米とかを水とかも元通りにして、で、した後に、これはその……誰が言ったかもわかんないんですけど、誰が言ったとかじゃないんですけど、なんかその直した後に、あの……
「おい、あいつらにバチ当たるようにお祈りしとけや」
みたいなんを、まあ、言う、言わはったんですよ。
それも別にあの冗談というか、ほんまに言ってはったわけじゃない、じゃないと思いますし、それでその……それで、本気でそう思って、それで拝んだとかじゃないんですけど。
で、で。そのー、それがあったんが、その、おとといなんですよね。
それでそのー、あれじゃないですか。あの、昨日あんなことが、だから、あの、吉川さん階段から落ちはったっていうのがあって、ていうかまあ聞いて、ちょっとびっくりしたっていうか。
しかも、そのー、あの、僕今日の練習のとき、あの、お昼にちょっと救護室、あの救護室って、部室棟の2階の、一番一番右の部屋なんですけど、2グラの。
その、そこはあの、小林先生がまあいつもいらっしゃる部屋なんですよね。その、で、そんで僕今日先生に用事あったんで。それで救護室の前に行ったら、なんかちょうど、多分その吉川さんのお母さんやと思うんですけど、その、女の人が結構怒ってはるみたいな、なんかあの、大きい声出してはったんですよ。
で、だからその、僕小林先生に用事あったから入ろうと思って、ノックしようとしたら、まあなんか声聞こえるから、「あ、今あかんねや」って思って、ちょっと待ってたんですけど、その、結構大きい声やったんで、前で待ってたら、その、言うてはるのが聞こえたんですよね、その吉川さんのお母さんが。
で、なんか、聞こえたんが、なんか、あの、吉川さん、なんか、「野球帽かぶったやつに突き落とされた」って言ってはるみたいな。みたいなんを言ってはって。それが聞こえたんですよ。
でも、その……その、それあったんって昨日じゃないですか。
で、僕ら、野球部って、昨日って、全員、あのー、バス乗って橋高行ってたんで、試合やったんで。あのー、いないんですよね、誰も。グラウンドに。
で、なんか、そうなんですよ、だから、そのー、そんなんは、その昨日、いるはずな……、いないはずなんですよ、そういう人って。はい。
で、そうなんですよ。その、思うんですけど、それで今、なんて言うか、そのちょっと、怖くなったじゃないですけど、なんか、どういうことやろう、みたいなんもあって。で、まあその、今、何でもいいから、何でもいいから聞きたいみたいなことやって聞いたんで。ちょっと今日、これ練習終わって、まあその、言いに来たっていう感じです。
いや、すいません、なんかほんま変な話なんですけど。いや、こんなんそうですよね、その、ほんまどうしようもないっすよね、こんなん言っても。いや、なんか、はい、すいません。
で、まあ、そうなんですよね、はい。まあ、ほんまにそれだけなんですけど、そうですね。その……えーと……僕らあの、石、その石って、これからどうしたら、どうしたらいいんですかね。
なんかその、なんすかね、そのお祓いみたいなんとか、頼まんといけないんですかね。そんなんって、どこに言ったらいいんですかね。
いやまあ、そうですね、その、いや、はい。すいません。あの、お時間すいませんでした。
はい、ありがとうございます。はい。すいません、じゃあ失礼します。
あのー僕ら、僕ら野球部があの使ってる第2グラウンドに、トレーニングハウスってあるじゃないですか。
あの駐車場の横の建物なんですけど。はい。
それであのー……トレーニングハウスの裏、えーとあのトレーニングハウスあって、道路側、えーと、川あって道路あってっていうところの、その、道路側なんですけど、その、まあそこの間に人が1人2人ぐらい通れる隙間みたいなんが空いてるんですね。フェンスあって、建物、そのフェンスと建物の間に。普通はぜんぜん、あの、掃除、掃除のときくらいしかこおへんところなんですけど。
でまあ、そこに誰が見つけたかわからへん、誰かがあのー見つけた、5月ぐらいですかね?に見つけて、まあその実際いつからあったかとかちょっとわかんないんですけど、まあその見つけたやつがあって。
でそれがあのひょうたんみたいな形の石……なんですね。あのー、丸が2つ縦に並んでるような感じで。その石が立ってるっていうか、上下に並んでる感じなんですけど。で、その1個の丸がもう結構大きくて。僕の手……じゃないな、頭よりちょっと小さい、一回りぐらい小さいような感じの結構大きい石なんですよ。
で、それがあって、それを見つけて、でまあなんかそれが5月なんですけど、見つけはった時に、あの、みんなで、「おいちょっと拝もうや」みたいな。
「お地蔵さんやんけ」って。誰かが言わはって。あのー、だから、その石が立ってるし、2つひょうたん型みたいな形やし。かつそのなんか平べったい石の上にその石が積んであるじゃないですけど、たまたま乗ってるみたいな。で、それがそのフェンスの方にもたれかかるみたいになってるんですよ。やから何かお地蔵さんみたいやな、そんな感じに見えるなっていうことで。まあ悪乗りみたいな感じで拝もうやっていうことになったんですよ。
そんで拝んだりしてるうちに、またそのノリで、えーと、トレーニングハウスの下に、1階のところに倉庫があるんですね。で、その倉庫の中にもうなんか、何年前の、あのー、いくつ上の先輩かもわからん、まあその多分先輩やと思うんですけど、いくつ上かわからへんような先輩の練習帽が、落ちてるじゃないですけど、あ、白い方の帽子です。僕らかぶってる白い方の帽子が練習帽なんですけど、その、その帽子が置いてあったんですね。ずっと前から。
誰のんかもう全然誰もわからへんのやけど、タカハラユウジっていう名前が書いてあって。で、えっと、まあその拝むノリみたいなんの中で、誰かがそれ持ってきはって、被せるみたいな。その石にですね。石にかぶせて、で、かぶせたらもう結構ぴったりやったんで、もうこれでええやんというか。なんかこれ、「タカハラ様や」みたいな。その帽子の名前からとって。その石がそういうもんやみたいな感じのノリがあったんですよ。
で、そのノリがあって。もう結構、その後も毎日拝みに行くみたいなことのノリになってて。で、あの僕らってマネージャーいないんで、第2グラウンドの部室棟あるじゃないですか。あの、あそこの1階に、シャッターのところ、倉庫があるんですけど。あの倉庫の中に米びつが入ってるんですね。
僕ら、夜の練習の時に、練習の合間にあのご飯食べるんですよ。まあなんか栄養補給して体作りみたいな感じで。で、そのご飯食べる時に、まあそのご飯食べる時に、あの米炊きに来る必要があって。で、まあその米当番みたいなんが毎日いるんですけど。
その炊飯器にお米入れる時に、まあそのほんま良くないとは思うんですけど、その米びつの中から1つまみ米を持ってって、そのままその……石ですね、その石の前にお供えするみたいな。で、毎日それ取り替えるみたいな感じのことになってたんですよね。
もう結構、だから5月から割とずっと延長みたいな感じなんですけど。あともう1個、倉庫にまた、倉庫にある、あのー、落ちてた、まあこれもいつのかわからへんコップみたいなんも使って、それでお水も一緒にお供えするみたいな、そういうノリがあったんですよ。
ほんでそれを5月ずっとからやってたんですけど、あの、何ですかね、そのー、僕ら1年って、今僕もそうなんですけど、あの中学から高校なってめっちゃバット振るんで、手の皮ベロベロになるんですよね。その、練習メニューで結構いっぱい素振りするんで、結構もう手の皮ベロベロのままずっとやってるみたいな感じになるんですけど、なんかあの1年の方で、僕らあの1年は着替えてるんで、そのタカハラ、じゃなくて石があるところに近いところで着替えるんで、トレハ下で。練習終わりとかみたいな感じで、結構見に行くことがあるんですけど、なんかその時に、あのー、その石をなでたら早く手の皮が生える、みたいな。実際ほんまにそうやみたいなん言ってるやつもおったりして。なんかそんな感じの何ですか、あの効能じゃなくて、まあ、そんなことができるみたいなん言うようになったりして。
あと、あのこれは先輩も含めてなんですけど、補助組の人たち、だからあの怪我してはる人たちですね。怪我してはる人たちは、その痛めてるところ撫でた後に石触って、で、またその交互にタカハラさま、石と、痛めてるところ撫でたら、なんかはよ治る……とか、あと、痛みが引くみたいな感じになってたんですよ。そういう風にまあなってて。で、もうそれがほんまにずっとあったんですよね。もう……半年ぐらいになりますよね。だからそうですね、そんな感じで結構もう、毎日拝みに行ったりするような感じがずっと続いてたんですよね。
それで。それでなんですけど、まあその先月……やから11月初めぐらいやったんかな、まあ中頃ぐらいに。そのぐらいから、まあなんかちょっと僕ら、ラグビー部と揉めるじゃないですけど、まあなんか……揉めてる?みたいなことがあって。そんな感じのことがあって。そのー、僕らみんなが雨でトレハ下にいる時に、あの、だからラグビー部の吉川さんが来はって。
本気じゃないっていうか、ほんまにキレてはったわけじゃなかったと思うんですけど、その、
「お前ら何で全然勝ってへんのに優先してここ使えんねん」
みたいな。まあだから冗談交じり……だと思うんですけど、そういう感じのことを言ってきはったことがあって。はい。
で、まあそれで、えっと、僕らの田村さんが、それに、それ聞いて、
「俺らのOBが金出して作ってくれとんねん」
みたいな。そんな感じで言い返しはって、でや、まあでもその後に、まあだから桐村さんとかが、「いやそうやぞ金出してる方が偉いんやぞ」みたいなことを言わはったりして、なんすか、そのそこでまあなんかみんな笑ってみたいな感じで、だからなんかめっちゃバチバチっていうんじゃないんですけど、まああの、そういうことがあったんですよ。
もちろん野球部ラグビー部みんな仲悪いって感じじゃなくて、まあなんかそういうのあったりしたから、その、お互いよく思ってない人がいるみたいな。何人かいるみたいな感じではあるんですけど。
まあ実際、勝ってない、夏も勝ってないですし、ほんでまあ、その、ラグビー部の方が強いわけじゃないですか。やからそのまあ、吉川さんも、不満じゃないですけど、そういうのが、あの2グラとかトレハ使うのって僕らとラグビー部だけ、いやほんまはだけじゃないですけど、まあ大体そうやから。まあなんかそれで言ってきはったんかなみたいな。まあその、なんかそんなんが、そんなんがあったんですよ。
でまああって、そういうのがあって、なんですけど。
その、この前、あのえっと、さっき言ってたタカハラ様の、その石があるじゃないですか、その石が蹴飛ばされてるみたいなことがあって。あの練習途中の時に、蹴とばされてるっていうか、倒れてるみたいなんがあったんですよ。帽子も落ちてて。
でその日って僕ら誰も、まだその日はそっちには行ってなかったんで、トレハの方には行ってなかったんで。あのー、で、その日じゃあ誰がトレハ使ったんかなって言うたら、その、ラグビー部やったなみたいな感じで。まあそれで、その、昼休みも、昼休みも米当番の人が来てたんで、それでその時はそんなんなってなかったみたいな。
まあなんかそうですね、それでまあ、あって、そう……そうなってて。で、もう僕らも半年ずっとそういうノリの延長で拝んだりみたいなんがあったんで、その時もう……信じてるっていう感じじゃないんですけど、ないんですけど、あのー、愛着、愛着が湧いてて。
だからまあ、結構、その「何してくれとんねん」みたいな感じになってて。
で、だからそれ、もう結構重たいんで、みんな、何人かでまた持って、立て直して、帽子もかぶし直してってして。元通りにして、そのお米とかを水とかも元通りにして、で、した後に、これはその……誰が言ったかもわかんないんですけど、誰が言ったとかじゃないんですけど、なんかその直した後に、あの……
「おい、あいつらにバチ当たるようにお祈りしとけや」
みたいなんを、まあ、言う、言わはったんですよ。
それも別にあの冗談というか、ほんまに言ってはったわけじゃない、じゃないと思いますし、それでその……それで、本気でそう思って、それで拝んだとかじゃないんですけど。
で、で。そのー、それがあったんが、その、おとといなんですよね。
それでそのー、あれじゃないですか。あの、昨日あんなことが、だから、あの、吉川さん階段から落ちはったっていうのがあって、ていうかまあ聞いて、ちょっとびっくりしたっていうか。
しかも、そのー、あの、僕今日の練習のとき、あの、お昼にちょっと救護室、あの救護室って、部室棟の2階の、一番一番右の部屋なんですけど、2グラの。
その、そこはあの、小林先生がまあいつもいらっしゃる部屋なんですよね。その、で、そんで僕今日先生に用事あったんで。それで救護室の前に行ったら、なんかちょうど、多分その吉川さんのお母さんやと思うんですけど、その、女の人が結構怒ってはるみたいな、なんかあの、大きい声出してはったんですよ。
で、だからその、僕小林先生に用事あったから入ろうと思って、ノックしようとしたら、まあなんか声聞こえるから、「あ、今あかんねや」って思って、ちょっと待ってたんですけど、その、結構大きい声やったんで、前で待ってたら、その、言うてはるのが聞こえたんですよね、その吉川さんのお母さんが。
で、なんか、聞こえたんが、なんか、あの、吉川さん、なんか、「野球帽かぶったやつに突き落とされた」って言ってはるみたいな。みたいなんを言ってはって。それが聞こえたんですよ。
でも、その……その、それあったんって昨日じゃないですか。
で、僕ら、野球部って、昨日って、全員、あのー、バス乗って橋高行ってたんで、試合やったんで。あのー、いないんですよね、誰も。グラウンドに。
で、なんか、そうなんですよ、だから、そのー、そんなんは、その昨日、いるはずな……、いないはずなんですよ、そういう人って。はい。
で、そうなんですよ。その、思うんですけど、それで今、なんて言うか、そのちょっと、怖くなったじゃないですけど、なんか、どういうことやろう、みたいなんもあって。で、まあその、今、何でもいいから、何でもいいから聞きたいみたいなことやって聞いたんで。ちょっと今日、これ練習終わって、まあその、言いに来たっていう感じです。
いや、すいません、なんかほんま変な話なんですけど。いや、こんなんそうですよね、その、ほんまどうしようもないっすよね、こんなん言っても。いや、なんか、はい、すいません。
で、まあ、そうなんですよね、はい。まあ、ほんまにそれだけなんですけど、そうですね。その……えーと……僕らあの、石、その石って、これからどうしたら、どうしたらいいんですかね。
なんかその、なんすかね、そのお祓いみたいなんとか、頼まんといけないんですかね。そんなんって、どこに言ったらいいんですかね。
いやまあ、そうですね、その、いや、はい。すいません。あの、お時間すいませんでした。
はい、ありがとうございます。はい。すいません、じゃあ失礼します。
