みなさんこんにちは。天音夜です。
 今作品は、小学校低学年の頃に受けたいじめが原因で、満足できる日々が送れない日々が続いていた水間冷斗が、死んだ女子高校生の飛鳥奈那と出会い、それまでとは違う学校生活を送るちょっと不思議な青春小説です。
 実は僕、小学校の時仲間外れとかにされていじめられてたんですよね。昼休みとかに当時流行ってた定規バトルでずっと一番最初に倒されて、はぶかれたのは今でも覚えていますし、当時、トイレの中で「早く流行りが終わってくれないかなー」って思ってました。冷斗のようなめちゃくちゃ酷い感じではないんですけど、当時子供ながらに辛かったのは覚えています。
 こういうことがあって今作品でいじめを取り扱いました。
 さて、今作品を最後まで書いた感想はたくさんあります。今作品一応僕のデビュー作で結構思い入れがありますので……。
 まずは「楽しかったこと!」
 いろいろと考えていると「もっとこうすればいい!」っていう感じでアイデアが思いつけるのが楽しかったです! 昔書いていた作品と違って、書き方をガラッと変えたので!
 そして、「考えさせられたこと」
 今作品の主人公でもある奈那は死んでいますし、同じく主人公、冷斗の兄、悠も死んでいるので、いろいろと考えさせられました。
 冷斗は祖母に捨てられた子で、その扱いや、遺族である夏海や南海があのような感じで生きていいのかと思うことは書いている途中で何度も考えました。
 ですが、悲しみを乗り越えた先には何かが待っていると僕はいつも考えているのであのような感じにしました。
 感想は一旦ここまでにして、次は僕が個人的にこだわったポイントを紹介します。
 今作品は、「悠と冷斗をなるべく似せる伏線を書く」のに非常に努力しました。
 描写が少ない奈那と悠との関係の話で出る悠の特徴などを冷斗に、どれだけ入れるのかは非常に難しかったです。
 イメージは「一回頭の中もしかしたらと思うけどすぐに消える」でした。
 あまり入れすぎてみなさんに察されるのが結構嫌だったので……。
 最後になりましたが、今作品「これからもずっとずっと キミと幸せでいたい」をお読みいただきありがとうございました! 心から感謝いたします! 番外編などでもしかしたら冷斗が悠に一緒に入れるところが見れるかも⁉ また別の作品でお会いできるのを心から楽しみにしております! 
みなさんに幸せの神様が微笑んでくれますように……!