20**年4月16日 雑談配信のアーカイブ
これが最後かもしれない配信、今宵も王月葬の生前葬始まります。
こんばんは。王月葬です。
今宵も、生前葬に足を運んでくださってありがとう。新年度が始まって、早半月が過ぎましたが、皆さま、いかがお過ごしですか?
四月は環境の変化もあって、心が浮き立つ人もいれば、少し疲れが出てしまう人も多い季節です。みんなはどうかな?
ふふ、やっぱり『まだ全然慣れません』って方が多いですね。大丈夫、急がなくてもいいんですよ。変化は少しずつ受け入入れていくしかありませんから。
かく言う私も変化は苦手で、学生時代は学年が上がってクラス替えがあることすら憂鬱でした。せっかく1年かけて、クラスの中で話す人が出来ても、翌年にはそれがパア、なんて、酷いですよね。ふふ、私にもちゃんと学生時代はあったんですよ。
え?私の学生時代のはなしが聞きたい? ふふ、今後の雑談枠で話すのもいいですね。考えておきますね。
本題に入る前に、少し失礼して喉を潤わせていただきますね。
ちなみに、今日もまた『なまりんミルク』をいただいております。
ああ、コメント、『また飲んでるのか』って来ていますね。 ふふ、常連さんにはおなじみですよね。ええ、もちろんです。なまり梅の酸っぱさとミルクのクリーミーさが絶妙なんですよ。え? 『見かけたことない?』『どこで売ってるの?』、ですか? もう通販ですよ、箱買いです。
(軽く笑い声を立てる)
さて、今宵の生前葬のテーマも『都市伝説』です。
このチャンネルではおなじみのテーマですが、今宵お持ちしたのはあまり知られていない都市伝説です。
皆さんは、こんな噂を聞いたことがありますか?
「聴いたら死ぬ催眠音声」。
(数秒間の間、視聴者の反応を見る)
ふふ、コメントをたくさんありがとうございます。
『聴いたら死ぬってどういうこと?』とか、『知らない』とか。
あら、『怖い話は苦手』という人もいますね。今日は恐ろしいお話の日ですから、怖い話苦手な人は、また次回の生前葬に来てくださいね。あら、『頑張って聞く』ですか?無理はしないでくださいね、ふふっ。
『聴いたら死ぬ催眠音声』を知っている人は――いなさそうですね。
おや、『催眠音声って何?』というピュアな視聴者さんもいますね。王月葬はピュアな君のことが大好きです。
しかし、私の生前葬へ参加するということは、純粋なままではいられないということ。都市伝説「聴いたら死ぬ催眠音声」について話す前に、催眠音声について説明しましょうね。
(静かなオルゴールの音色が背景に流れ出す)
催眠音声というのは、声優さんの語りや効果音を使って、リスナーをその世界観に引き込む――催眠状態に誘導する音声のことです。テレビやYoutubeで催眠術師が催眠をかけるのを見たことがあるかもしれませんが、あそこまで派手なことはなくても本質は似ています。
ではみなさん、少しの間目を瞑って、私の声だけに集中してください。さあ、呼吸を少しずつゆっくりにしていきましょう。吸って……吐いて……、吸って……吐いて……吸って……吐いて……だんだん、心も体もリラックスできてきましたね。
こうやって、私の声に身を任せて、力を抜いて、そう、いい子ですね。こうしていると、どんどん、私の声で頭がいっぱいになってきますよ。そうです、そう、いい子ですね……。
ふふ、今のはただの暗示ごっこですが、いつか本当に私の声で暗示にかかっていくかもしれませんね?
どうですか? 少しイメージがわきましたか?
うんうん『リラックスできた』、それはよかったです。『頭がぼんやりしてきた』という方、きっと催眠にかかりやすいんですね。あら、『催眠音声ってエロASMRのことじゃないの?』なんて大人の視聴者からのコメントもありますね。ふふ、変態さんですね?
そのあたりのことを詳しく話してしまうと、このチャンネルがBANされてしまうかもしれないので、割愛しましょう。
『ASMRとは違うの?』というコメントもありますね。確かに、最近は催眠音声よりもASMRのほうが主流ですね。
この都市伝説は今から少しだけ前、まだ動画サイトも今ほど一般的ではなかった時代に話題になったのです。
そう、これは都市伝説の一つ。実在するかどうかはともかく、なかなか興味深い話なんですよ。
今日はこの「聴いたら死ぬ催眠音声」について、少しお話ししていきたいと思います。
(音楽が少し不穏なものに変わる)
「聴いたら死ぬ催眠音声」ついて語られていたのは、今から10年以上前のこと。当時すでに過疎になりかけていた、某巨大匿名掲示板のとあるスレッド。
そのスレッドのタイトルは、「聴いたら死ぬ催眠音声って知ってる?」――
これが最後かもしれない配信、今宵も王月葬の生前葬始まります。
こんばんは。王月葬です。
今宵も、生前葬に足を運んでくださってありがとう。新年度が始まって、早半月が過ぎましたが、皆さま、いかがお過ごしですか?
四月は環境の変化もあって、心が浮き立つ人もいれば、少し疲れが出てしまう人も多い季節です。みんなはどうかな?
ふふ、やっぱり『まだ全然慣れません』って方が多いですね。大丈夫、急がなくてもいいんですよ。変化は少しずつ受け入入れていくしかありませんから。
かく言う私も変化は苦手で、学生時代は学年が上がってクラス替えがあることすら憂鬱でした。せっかく1年かけて、クラスの中で話す人が出来ても、翌年にはそれがパア、なんて、酷いですよね。ふふ、私にもちゃんと学生時代はあったんですよ。
え?私の学生時代のはなしが聞きたい? ふふ、今後の雑談枠で話すのもいいですね。考えておきますね。
本題に入る前に、少し失礼して喉を潤わせていただきますね。
ちなみに、今日もまた『なまりんミルク』をいただいております。
ああ、コメント、『また飲んでるのか』って来ていますね。 ふふ、常連さんにはおなじみですよね。ええ、もちろんです。なまり梅の酸っぱさとミルクのクリーミーさが絶妙なんですよ。え? 『見かけたことない?』『どこで売ってるの?』、ですか? もう通販ですよ、箱買いです。
(軽く笑い声を立てる)
さて、今宵の生前葬のテーマも『都市伝説』です。
このチャンネルではおなじみのテーマですが、今宵お持ちしたのはあまり知られていない都市伝説です。
皆さんは、こんな噂を聞いたことがありますか?
「聴いたら死ぬ催眠音声」。
(数秒間の間、視聴者の反応を見る)
ふふ、コメントをたくさんありがとうございます。
『聴いたら死ぬってどういうこと?』とか、『知らない』とか。
あら、『怖い話は苦手』という人もいますね。今日は恐ろしいお話の日ですから、怖い話苦手な人は、また次回の生前葬に来てくださいね。あら、『頑張って聞く』ですか?無理はしないでくださいね、ふふっ。
『聴いたら死ぬ催眠音声』を知っている人は――いなさそうですね。
おや、『催眠音声って何?』というピュアな視聴者さんもいますね。王月葬はピュアな君のことが大好きです。
しかし、私の生前葬へ参加するということは、純粋なままではいられないということ。都市伝説「聴いたら死ぬ催眠音声」について話す前に、催眠音声について説明しましょうね。
(静かなオルゴールの音色が背景に流れ出す)
催眠音声というのは、声優さんの語りや効果音を使って、リスナーをその世界観に引き込む――催眠状態に誘導する音声のことです。テレビやYoutubeで催眠術師が催眠をかけるのを見たことがあるかもしれませんが、あそこまで派手なことはなくても本質は似ています。
ではみなさん、少しの間目を瞑って、私の声だけに集中してください。さあ、呼吸を少しずつゆっくりにしていきましょう。吸って……吐いて……、吸って……吐いて……吸って……吐いて……だんだん、心も体もリラックスできてきましたね。
こうやって、私の声に身を任せて、力を抜いて、そう、いい子ですね。こうしていると、どんどん、私の声で頭がいっぱいになってきますよ。そうです、そう、いい子ですね……。
ふふ、今のはただの暗示ごっこですが、いつか本当に私の声で暗示にかかっていくかもしれませんね?
どうですか? 少しイメージがわきましたか?
うんうん『リラックスできた』、それはよかったです。『頭がぼんやりしてきた』という方、きっと催眠にかかりやすいんですね。あら、『催眠音声ってエロASMRのことじゃないの?』なんて大人の視聴者からのコメントもありますね。ふふ、変態さんですね?
そのあたりのことを詳しく話してしまうと、このチャンネルがBANされてしまうかもしれないので、割愛しましょう。
『ASMRとは違うの?』というコメントもありますね。確かに、最近は催眠音声よりもASMRのほうが主流ですね。
この都市伝説は今から少しだけ前、まだ動画サイトも今ほど一般的ではなかった時代に話題になったのです。
そう、これは都市伝説の一つ。実在するかどうかはともかく、なかなか興味深い話なんですよ。
今日はこの「聴いたら死ぬ催眠音声」について、少しお話ししていきたいと思います。
(音楽が少し不穏なものに変わる)
「聴いたら死ぬ催眠音声」ついて語られていたのは、今から10年以上前のこと。当時すでに過疎になりかけていた、某巨大匿名掲示板のとあるスレッド。
そのスレッドのタイトルは、「聴いたら死ぬ催眠音声って知ってる?」――



