ミスコンでトップに君臨している玲央奈と付き合って置きながら、まだなにもないとは。
「そっちはいいわよね。付き合って半年だっけ?」
「うん」
「もう全部済ませてるんでしょ?」
そう聞かれて少しだけ頬が赤くなる。
大学生ともなると未経験の友人の方が少なくなってくるけれど、赤裸々にそういう話題を口にしたことはなかった。
「とにかく、応援してよね」
玲央奈は自分の言いたいことだけいい終えるとさっさと木陰から出ていってしまったのだった。
真由がキャミソール型の水着に着替えて出てきたとき、すでに他の3人は川の中に入っていた。
「真由!」
髪までずぶ濡れになった大翔が笑顔で手招きする。
真由はすぐに川辺に駆け寄り、水を手ですくって自分の体にかけた。
「そっちはいいわよね。付き合って半年だっけ?」
「うん」
「もう全部済ませてるんでしょ?」
そう聞かれて少しだけ頬が赤くなる。
大学生ともなると未経験の友人の方が少なくなってくるけれど、赤裸々にそういう話題を口にしたことはなかった。
「とにかく、応援してよね」
玲央奈は自分の言いたいことだけいい終えるとさっさと木陰から出ていってしまったのだった。
真由がキャミソール型の水着に着替えて出てきたとき、すでに他の3人は川の中に入っていた。
「真由!」
髪までずぶ濡れになった大翔が笑顔で手招きする。
真由はすぐに川辺に駆け寄り、水を手ですくって自分の体にかけた。