栞は、大きな病院の事務の仕事をすることになった。
空は、専門学校に通うために車を買った。
専門学校では、友達もすぐ出来た…
空は、元々勉強が好きな方だから
色々な知識をいれるのは楽しかった。
専攻は情報システム科だ。
2年間の間に、資格も沢山取れるらしい。
休みの日には、栞とドライブに行ったり…
家でまったりしたり…
俺の妹とも仲良くなったようだった。
栞の親も公認で…
当然、うちの親も公認だった。
俺たちは、あまり喧嘩をしない…
どっちかというと、俺の立場が上って感じで…
栞が、俺のことをたててくれてるって感じ…
そんな関係だった。
栞は、いつも俺のことを好きでいてくれる。
それは、すごく感じていた。
そんな栞が好きだった。
愛おしいとも思っていたし…
ただ、俺は栞と一緒にいてドキドキしたことがない…
これが、恋なのかと言われると…
自分でもよく分からなかった。
でも、栞といる自分は落ち着いていられる。
正直、付き合いも長くなってきたし…
いつかは、結婚するのかなって思っていた。
専門学校の2年生になって…
空は、学校でも優秀で資格も沢山取れていた。
卒業したら、就職して…
栞と結婚して…落ち着いた暮らしがしたい。
でも…
そう思っていたのは、俺だけだった…
ある日、栞をいつも通り家まで送り届けたところで…
突然、栞が話し始めた…
「空、話があるの……」
「どうしたの?話って何?」
「私、浮気してしまった…」
「えっ!?どういうこと?」
「職場の人に優しくされて…つい…。でも好きなのは、空なの……」
俺は、言葉が出なかった…
「私、黙っているのが苦しくなって…本当にごめんなさい。空、許してください。空と別れたくない…」
「暫く、考えさせてほしい…」
その日は、そう言って別れた…
栞の言い訳なんて、まったく耳に入らなかった…
どうして?
俺たちは、あんなに仲が良かったじゃないか…
俺は、栞を悲しませたくないから
浮気なんてしたこと無かったのに…
俺の、何がいけなかったのか…
この5年間は、なんだったんだ…
栞は、許して欲しいと言うけど…
俺は、許せるのか…
許して、今まで通り栞に接する自信なんてない…
もう、栞を愛することなんで出来ない。
俺は、栞を呼び出した…
「色々、考えたけど、俺は栞を許すことは出来ないと思う。何かあれば栞を疑って責めてしまう気がするんだ…」
「でも、私が愛しているのは空なんだよ…過ちだったの…お願い、許して……」
「ごめん。俺には、もう栞を好きでいる自信がない。別れてくれ」
「どうしても、ダメなの?」
「ごめん……」
栞は、泣き続けた…
でも、俺の気持ちは変わらなかった…
こうして、俺と栞の5年間が終わった。
俺には、いつも栞の存在があった…
苦しい時も、楽しい時も栞がそばにいた…
でも、明日からの俺には栞は、もういない…
別れたことを後悔することもあった。
でも、栞を許したとしても、きっと後悔したと思う。
空は、暫らく…こうして葛藤した。
周りの友達…親も妹も…
栞と別れたと言ったら、驚いていた。
親も、いずれは結婚すると思っていたらしい。
でも、俺は
自分の決断を後悔したくない。
きっと、これで良かったと思う時が来るのかな…
空は、専門学校に通うために車を買った。
専門学校では、友達もすぐ出来た…
空は、元々勉強が好きな方だから
色々な知識をいれるのは楽しかった。
専攻は情報システム科だ。
2年間の間に、資格も沢山取れるらしい。
休みの日には、栞とドライブに行ったり…
家でまったりしたり…
俺の妹とも仲良くなったようだった。
栞の親も公認で…
当然、うちの親も公認だった。
俺たちは、あまり喧嘩をしない…
どっちかというと、俺の立場が上って感じで…
栞が、俺のことをたててくれてるって感じ…
そんな関係だった。
栞は、いつも俺のことを好きでいてくれる。
それは、すごく感じていた。
そんな栞が好きだった。
愛おしいとも思っていたし…
ただ、俺は栞と一緒にいてドキドキしたことがない…
これが、恋なのかと言われると…
自分でもよく分からなかった。
でも、栞といる自分は落ち着いていられる。
正直、付き合いも長くなってきたし…
いつかは、結婚するのかなって思っていた。
専門学校の2年生になって…
空は、学校でも優秀で資格も沢山取れていた。
卒業したら、就職して…
栞と結婚して…落ち着いた暮らしがしたい。
でも…
そう思っていたのは、俺だけだった…
ある日、栞をいつも通り家まで送り届けたところで…
突然、栞が話し始めた…
「空、話があるの……」
「どうしたの?話って何?」
「私、浮気してしまった…」
「えっ!?どういうこと?」
「職場の人に優しくされて…つい…。でも好きなのは、空なの……」
俺は、言葉が出なかった…
「私、黙っているのが苦しくなって…本当にごめんなさい。空、許してください。空と別れたくない…」
「暫く、考えさせてほしい…」
その日は、そう言って別れた…
栞の言い訳なんて、まったく耳に入らなかった…
どうして?
俺たちは、あんなに仲が良かったじゃないか…
俺は、栞を悲しませたくないから
浮気なんてしたこと無かったのに…
俺の、何がいけなかったのか…
この5年間は、なんだったんだ…
栞は、許して欲しいと言うけど…
俺は、許せるのか…
許して、今まで通り栞に接する自信なんてない…
もう、栞を愛することなんで出来ない。
俺は、栞を呼び出した…
「色々、考えたけど、俺は栞を許すことは出来ないと思う。何かあれば栞を疑って責めてしまう気がするんだ…」
「でも、私が愛しているのは空なんだよ…過ちだったの…お願い、許して……」
「ごめん。俺には、もう栞を好きでいる自信がない。別れてくれ」
「どうしても、ダメなの?」
「ごめん……」
栞は、泣き続けた…
でも、俺の気持ちは変わらなかった…
こうして、俺と栞の5年間が終わった。
俺には、いつも栞の存在があった…
苦しい時も、楽しい時も栞がそばにいた…
でも、明日からの俺には栞は、もういない…
別れたことを後悔することもあった。
でも、栞を許したとしても、きっと後悔したと思う。
空は、暫らく…こうして葛藤した。
周りの友達…親も妹も…
栞と別れたと言ったら、驚いていた。
親も、いずれは結婚すると思っていたらしい。
でも、俺は
自分の決断を後悔したくない。
きっと、これで良かったと思う時が来るのかな…