東京から戻るとまずは校長室へ向かった。
救済活動の結果報告を行うためだ
「と、言うわけで特別審査員賞のユニーク賞を受賞しました」
金谷先生から連絡はいってるはず……と思ったら伝えてなかったみたいで今までで一番大きな音を立てて立ち上がった
「本当かね!」
「証拠はここにありますよ校長先生」
と、先輩が賞状を校長先生の前に突きつけた
「素晴らしい。まさか本当に結果を出すとは」
「え!先生結果出せないと思ってたんですか!?」
「いや、待て言葉の綾だ。ただ内容を聞いて厳しいとは思っていたが」
「同じですよー」
と、先輩が噛み付いていた。
「しかし、よくやってくれた。本当によかった」
最後に校長は一人ひとり握手した。
校長室を後にすると今度は金谷先生からもお礼を言われた。
「みんなお疲れ様。そしてありがとう。見てるだけがほとんどで何もしてあげられなかったかもしれない。私って力になれたかな?」
「はい」
「十分助かりました」
「ありがとうカナやん」
「ありがとうみんな。……でも本田さんカナやんじゃなくて金谷先生よ」
「は〜い」
校長への報告が終わると俺のクラスメイトが集合していた。
「明石君、瀬戸さん、本田先輩。入賞おめでとうございます」
クラスを代表して隣に座っていた吉川さんが祝いの言葉をくれた。
「ありがとう」
そのまま祝勝会と俺のお別れ会を開いてくれた。
そのことを会の最初に言われて思い出し、これでお別れと思うと寂しかった。先輩に至っては泣き出してしまい一時は大変なことになった。
けど、泣き止んでからはいつもの先輩に戻って会を盛り上げてくれた。
こうしてこの町でお世話になった人たちに挨拶をしてついに実家に帰る日が来た。
救済活動の結果報告を行うためだ
「と、言うわけで特別審査員賞のユニーク賞を受賞しました」
金谷先生から連絡はいってるはず……と思ったら伝えてなかったみたいで今までで一番大きな音を立てて立ち上がった
「本当かね!」
「証拠はここにありますよ校長先生」
と、先輩が賞状を校長先生の前に突きつけた
「素晴らしい。まさか本当に結果を出すとは」
「え!先生結果出せないと思ってたんですか!?」
「いや、待て言葉の綾だ。ただ内容を聞いて厳しいとは思っていたが」
「同じですよー」
と、先輩が噛み付いていた。
「しかし、よくやってくれた。本当によかった」
最後に校長は一人ひとり握手した。
校長室を後にすると今度は金谷先生からもお礼を言われた。
「みんなお疲れ様。そしてありがとう。見てるだけがほとんどで何もしてあげられなかったかもしれない。私って力になれたかな?」
「はい」
「十分助かりました」
「ありがとうカナやん」
「ありがとうみんな。……でも本田さんカナやんじゃなくて金谷先生よ」
「は〜い」
校長への報告が終わると俺のクラスメイトが集合していた。
「明石君、瀬戸さん、本田先輩。入賞おめでとうございます」
クラスを代表して隣に座っていた吉川さんが祝いの言葉をくれた。
「ありがとう」
そのまま祝勝会と俺のお別れ会を開いてくれた。
そのことを会の最初に言われて思い出し、これでお別れと思うと寂しかった。先輩に至っては泣き出してしまい一時は大変なことになった。
けど、泣き止んでからはいつもの先輩に戻って会を盛り上げてくれた。
こうしてこの町でお世話になった人たちに挨拶をしてついに実家に帰る日が来た。