淡色の君と、透明なセカイ




「‥‥‥?」


「望んだもん、簡単に手に入ると思ってんのが分かるっつーか‥‥‥」俺が言えば絶対OKもらえる的なさ、と言われてしまう。


「あー‥‥‥‥‥‥」そう言われると、何となく分かるような気もする。




「色々駆け引きとかあってさ、付き合うわけじゃん?」
  

「そういう努力をさ、しないままにしたくないっつーか‥‥‥‥‥‥」


「だから、嫌なんだろーなぁ‥‥‥‥‥‥って思う」




やっぱりいずみんは、いずみんなりに考えてるんだ。

こういうとこ、大人だなぁ、って思う。



あたしはそういうの、あんまり考えたことないかも。






「____ま、つっても、おれに駆け引きとか合わないけどな」と笑う。


あたしもそう思う。











「____あ」


「あん?」なに、と振り向く。


「チュロス食べたい!!」


「はぁー?」呆れた表象をしつつも、どこ?と地図を広げてくれる。


「確かこの辺」


「逆じゃん」