淡色の君と、透明なセカイ



「難しくて、まだ練習中です」と、答えるのが精一杯だった。


「そーなの?」


「はい」






「____いや、使えてるかもな、魔法」


真剣な表情(かお)で、泉君が言う。






「‥‥‥‥え?」


「ほんと?おねぇちゃん魔法使える?」


「おう、使える」


「使ってるとこみた?」


「みた!!」凄かったぞー、なんて言っている。


「あ、あの‥‥‥‥?」





い、泉君‥‥‥‥!?

本当に、そんなことないですよ‥‥‥‥?





「傷治す?」


「おー」




(うなづ)いた彼に、「すごーい!!」と瞳をキラキラさせている。



‥‥‥‥??