私は平日よりも一時間前の五時に起き、休憩をはさみながらだいたい七時まで勉強をし、その後はゲームをしたりしている。
そして、十三時になり、私はバックに読みかけ本とヘッドホン、音楽プレーヤーを突っ込み、駅へ軽い足取りで向かった。
私は慣れた足取りで駅を降り、駅の北側にあるカフェに入った。
ここは駅の近くなのに人が少なくて落ち着くし、店内にはゆったりとした音楽が流れているからいつからかここに行くことが休日の日課になっている。
私はいつも通り奥の窓際の席に座り、いつも通り飲めるものがキャラメルマキアートしかないし、もちろんここのキャラメルマキアートがおいしいという理由でキャラメルマキアートを頼んだ。別に仕方なく頼んでいるわけではない。
そんな言い訳を心の中で言いながら読みかけの本を取り出し続きを読んでいると、
「ガチャ」
誰かがお店に入った。
私はなんとなく気になって見てみると、そこには恋沼先生と四十代くらいの女性ががいた。
え?何でここにいるの?一緒にいる人は誰なんだろう?恋沼先生ってこういうところに来るんだ。なんとなく意外だな。
私の頭の中に様々なことが流れていったが、一番強く思ったのは、
(恋沼先生に会えるなんて私はなんて幸せ者なんだ!!!!)
そう思いながら私は怪しまれない程度に恋沼先生を見ていた。
「お母さんは何頼むの?」
恋沼先生の一言で私は衝撃のあまり本を落としそうになったが、なんとかギリギリでキャッチした。
それよりも、え?恋沼先生が普通に喋った?校長先生の前でもあの語尾にござるを付ける口調で喋っていた恋沼先生が?えっ?しかもお母さんって...私のお母さんと同じ位の歳じゃん若っ!
驚きが多すぎて上手く考えられない状態が体感十分間は続いたとき、キャラメルマキアートが届き、私は一口飲んで落ち着こうとした。
が、落ち着かなかった。
え?普通に喋ってる恋沼先生ギャップ萌え最高すぎない⁉
「お母さん聞いて!この前ね、仲の良い先生に勇者になって悪い奴を成敗したいって言ったらね、勇者にはなれないって言われたの!お母さんどう思う?」
会話の内容が子供っぽくって癒されるな~、っていうかそれよりどうやって育てたらこういう会話を二十代折り返しの女性がするようになるんだ!
私はさっきから感じているぞ。恋沼先生のお母さんから溢れ出ている包容力を!明らかにお姉さんタイプの雰囲気を!
どうやったら恋沼先生のような人があの人の手によって育てられたのか、疑問が次の一言でなんとなくわかった。
「そうね、実卯はきっと立派な勇者になれると思うわ。夢は追いかけたら叶うものだもの。」
まさかの全肯定!?っていうか恋沼先生の名前実卯って言うんだ。何気に知らなかった。
全部を肯定されて育って来たから未だに夢を追いかけ続けているのか...なんか納得した。
その後、私は恋沼先生達が先に店を出るのを待ってキャラメルマキアートを頼み続けた。
そして、十三時になり、私はバックに読みかけ本とヘッドホン、音楽プレーヤーを突っ込み、駅へ軽い足取りで向かった。
私は慣れた足取りで駅を降り、駅の北側にあるカフェに入った。
ここは駅の近くなのに人が少なくて落ち着くし、店内にはゆったりとした音楽が流れているからいつからかここに行くことが休日の日課になっている。
私はいつも通り奥の窓際の席に座り、いつも通り飲めるものがキャラメルマキアートしかないし、もちろんここのキャラメルマキアートがおいしいという理由でキャラメルマキアートを頼んだ。別に仕方なく頼んでいるわけではない。
そんな言い訳を心の中で言いながら読みかけの本を取り出し続きを読んでいると、
「ガチャ」
誰かがお店に入った。
私はなんとなく気になって見てみると、そこには恋沼先生と四十代くらいの女性ががいた。
え?何でここにいるの?一緒にいる人は誰なんだろう?恋沼先生ってこういうところに来るんだ。なんとなく意外だな。
私の頭の中に様々なことが流れていったが、一番強く思ったのは、
(恋沼先生に会えるなんて私はなんて幸せ者なんだ!!!!)
そう思いながら私は怪しまれない程度に恋沼先生を見ていた。
「お母さんは何頼むの?」
恋沼先生の一言で私は衝撃のあまり本を落としそうになったが、なんとかギリギリでキャッチした。
それよりも、え?恋沼先生が普通に喋った?校長先生の前でもあの語尾にござるを付ける口調で喋っていた恋沼先生が?えっ?しかもお母さんって...私のお母さんと同じ位の歳じゃん若っ!
驚きが多すぎて上手く考えられない状態が体感十分間は続いたとき、キャラメルマキアートが届き、私は一口飲んで落ち着こうとした。
が、落ち着かなかった。
え?普通に喋ってる恋沼先生ギャップ萌え最高すぎない⁉
「お母さん聞いて!この前ね、仲の良い先生に勇者になって悪い奴を成敗したいって言ったらね、勇者にはなれないって言われたの!お母さんどう思う?」
会話の内容が子供っぽくって癒されるな~、っていうかそれよりどうやって育てたらこういう会話を二十代折り返しの女性がするようになるんだ!
私はさっきから感じているぞ。恋沼先生のお母さんから溢れ出ている包容力を!明らかにお姉さんタイプの雰囲気を!
どうやったら恋沼先生のような人があの人の手によって育てられたのか、疑問が次の一言でなんとなくわかった。
「そうね、実卯はきっと立派な勇者になれると思うわ。夢は追いかけたら叶うものだもの。」
まさかの全肯定!?っていうか恋沼先生の名前実卯って言うんだ。何気に知らなかった。
全部を肯定されて育って来たから未だに夢を追いかけ続けているのか...なんか納得した。
その後、私は恋沼先生達が先に店を出るのを待ってキャラメルマキアートを頼み続けた。


