夏模様な8月。
私は外に出たくなかった。
暑い。
外に立っているだけで
体力が吸い取られそうだ。
旅行に行く時は、
今より、涼しいといいな、と思いながら、
読書感想文を書き始めていた。
…と言っても、一文字も書けていない。
本を読むことは好きだけど、
文字に書き写すことは難しい。
どうしようかな〜と思っていると、
ピロンッ
スマホが鳴った。
夏樹からだ。
『勉強は捗ってますか?
理科得意ですか?』
『理科、得意だよ。
国語得意?』
理科は、私の唯一得意な科目。
『国語、得意ですよ。
読書感想文、1日で終わりました。』
『すごっ。書き方教えてくれない?』
『いいですよ。
いろいろ大変なんで、
明日僕の家に来てください。
10時に駅前で待ってます。』
『了解!
楽しみにしてるね。』
男の子の家に行くのは初めてだ。
ずっと病室で眠っていたからしょうがない。
しっかり教えてもらおう!
そう思って、誰もいないリビングへ走った。
今日勉強会をするわけでもないのに。
私は外に出たくなかった。
暑い。
外に立っているだけで
体力が吸い取られそうだ。
旅行に行く時は、
今より、涼しいといいな、と思いながら、
読書感想文を書き始めていた。
…と言っても、一文字も書けていない。
本を読むことは好きだけど、
文字に書き写すことは難しい。
どうしようかな〜と思っていると、
ピロンッ
スマホが鳴った。
夏樹からだ。
『勉強は捗ってますか?
理科得意ですか?』
『理科、得意だよ。
国語得意?』
理科は、私の唯一得意な科目。
『国語、得意ですよ。
読書感想文、1日で終わりました。』
『すごっ。書き方教えてくれない?』
『いいですよ。
いろいろ大変なんで、
明日僕の家に来てください。
10時に駅前で待ってます。』
『了解!
楽しみにしてるね。』
男の子の家に行くのは初めてだ。
ずっと病室で眠っていたからしょうがない。
しっかり教えてもらおう!
そう思って、誰もいないリビングへ走った。
今日勉強会をするわけでもないのに。