まぢか、すごい列だな、1番後ろに並び、よく見てみるとお客さんは女子ばっかりだ…。


「ねぇ、あの人たちカッコよくない?」

「うんうん、思った!カッコ良すぎる。」

女子たちの会話が聞こえて、視線をその先に向けると、あおとサッカー部の先輩たちが鉄板の上で焼きそばを焼いてる姿が見えた。

焼きそばの出店は予想を超えて繁盛していた。

「すみません、ここまでで売り切れです。」

販売終了の看板を持った、サッカー部の先輩が僕に申し訳無さそうな顔をして謝ってきた。