感想ノート

  • お疲れ様です! 拝読させて頂きました!
    僭越ながら、感想を残させて頂きます。

    心を読めるという事。私自身、そんな能力があればいいなぁと考えたことはありますが、きっと読めるという事は、人間の誰しも持つ本音と建前の「本音」部分に触れることになるので、より人間を不審になってしまうと思います。

    蒼唯も、その結果、消極的な性格になってしまいましたが、根は他人を慮る事のできる、心優しい好青年なので、声が聞こえる事で、より気苦労が絶えなかったんだろうなと感じました。

    しかし紫音との出会い(再会)によって、徐々に内向的から、行動的になり、人と接する怖さも、大輝と乃々という存在もあって、前向きに成長していく姿も、青春の香りも纏って爽やかに映りました。

    後半、怒涛に明かさられる真実と展開に、ハラハラとドキドキが入り混じり、終始、読む手が止まりませんでした。

    人間関係というものにテーマを置いてある今作は、人というものの、温かさや眩しい部分と、それと表裏一体として存在する、醜さと冷たさを上手にリアルに表現しており、自らの人間関係や、人生というものを改めて考えさせてくれるような、それでいて、スッと心に入り込み、心に残る素敵な物語でした!

    とても素敵な時間をありがとうございました!
    これからもご無理のない範囲での活動応援しております!🍅

    芽雨りこ 2025/01/05 17:14

  • 感想ノート、失礼します。

    心の声が聞こえてしまう、そして、切ない。
    私が好きな要素が詰まっていそうな物語に、ようやくお邪魔できました……!
    蒼唯の、誰とも関わりたくないけれど、つい身体が動いてしまう、聞こえたからには無視できないという優しさから始まる物語が、とてもよかったです。
    それだけの優しさを持っているから、蒼唯は悩んで、苦しんでいるんだと思いました。
    大きな心の闇を抱えた蒼唯を、どうやって紫音が救っていくのかが気になり、どんどん読み進めていました。
    そして、終盤に向けて明らかになっていく真実と、待ち構える運命。
    本当に切なさに振り切っていて、めちゃくちゃ好きです……
    あの奇跡のような瞬間は、愛ゆえ、ですね、最高です!
    2人の会話のテンポ感も読みやすくてよかったです!

    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2024/12/25 22:01

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