(ピロン♪)

桜からの連絡だった。

『今日の放課後は私が降りた駅に集合ね。そこでカフェ行くから、案内する』

『わかった』

桜が案内してくれるなんて思ってもいなかった。
今日は恵まれている…!

「じゃあヘマすることなく頑張れよー」

「わかってるよ!」

昴も僕の話をよく聞いてくれて本当にいい親友だ。

授業も終わり帰れる時間帯となった僕はすぐに学校から出た。
電車に乗って桜の言う通りに駅に降りた。
改札を出たところでどこで待ってればいいのかわからず周りを見渡していると桜が立っていた。

「来たよ」

僕は声をかけると桜は微笑んだ。

「よっしゃぁ!行くか!」

こんな元気に遊べるのかと僕は桜の体力に感心した。
案内してくれる桜に僕はついて行った。