「本当は全部真琴に選んでもらおうかとも思ったんだけどサプライズにしたくて。
デザインが気に入らなかったらごめんなんだけど」
「えっ!これ全部新しく買ったの?」
「うん、真琴が休憩できるように。それと泊まれるように。
夏休み中は毎日ここでアルバイトだしわざわざ家に帰らなくてもって。
それにここに居れば光熱費も掛からないし……ごめん、余計なことだったね」
「ううん、わたしこんなことしてもらっちゃって、どうやってお返ししたらいいか……わかんないよ。
ソファーもテーブルもベッドも全部素敵、夢みたいだよ」
「気に入ってくれたみたいで良かったよ。
お返しは……そうだね、“僕とずっと仲良しで居てくれること”これで決まり」
そう言うとちひろはわたしの腕に両手を絡ませ肩に頭を寄せた。
「ねぇ真琴、真琴はピンクとブルーどっちが好き?」
「ん……ブルーかな?」
ちひろは腕から離れると今度は正面に立ちわたしの両手を掴んで前後に揺らす。
「良かった。きっとそうだと思ってブルーのタオルケットにしたんだよ」
ベッドの上に敷かれたブルーのタオルケットは繊維が長く目で見てもふんわりしているのがわかる。
デザインが気に入らなかったらごめんなんだけど」
「えっ!これ全部新しく買ったの?」
「うん、真琴が休憩できるように。それと泊まれるように。
夏休み中は毎日ここでアルバイトだしわざわざ家に帰らなくてもって。
それにここに居れば光熱費も掛からないし……ごめん、余計なことだったね」
「ううん、わたしこんなことしてもらっちゃって、どうやってお返ししたらいいか……わかんないよ。
ソファーもテーブルもベッドも全部素敵、夢みたいだよ」
「気に入ってくれたみたいで良かったよ。
お返しは……そうだね、“僕とずっと仲良しで居てくれること”これで決まり」
そう言うとちひろはわたしの腕に両手を絡ませ肩に頭を寄せた。
「ねぇ真琴、真琴はピンクとブルーどっちが好き?」
「ん……ブルーかな?」
ちひろは腕から離れると今度は正面に立ちわたしの両手を掴んで前後に揺らす。
「良かった。きっとそうだと思ってブルーのタオルケットにしたんだよ」
ベッドの上に敷かれたブルーのタオルケットは繊維が長く目で見てもふんわりしているのがわかる。