瑞樹が眠るベッドの脇に座り体の上に突っ伏した。
温度はない。
だけど瑞樹を感じる。
あさって、岬さんに思いを伝えたら瑞樹は本当に居なくなってしまうのだろうか。
それはいつなんだろう。
伝えた瞬間?それとも4時間が過ぎたら?
考えても仕方のないことが頭を埋め尽くした。
いつの間にか眠っていた。
突然部屋が明るくなり目を覚ます。
「何でお前、こんなところで寝てんだよ」
聞こえてきた声に驚いて顔を上げると理斗君の姿があった。
「びっくりしたぁ」
「自分の部屋で寝ろよ」
「あっ…そ、そうだよね。理斗君は本、借りにきたの?」
「あぁ、ちょっと眠れなくて。難しい本でも読もうかなって」
そう言いながら本棚から一冊本を取り出すと、イーゼルを指差す。
「それ、完成したの?」
「あぁ、まだかな。もう少しなんだけど」
「見ても?」
「いいよ」
温度はない。
だけど瑞樹を感じる。
あさって、岬さんに思いを伝えたら瑞樹は本当に居なくなってしまうのだろうか。
それはいつなんだろう。
伝えた瞬間?それとも4時間が過ぎたら?
考えても仕方のないことが頭を埋め尽くした。
いつの間にか眠っていた。
突然部屋が明るくなり目を覚ます。
「何でお前、こんなところで寝てんだよ」
聞こえてきた声に驚いて顔を上げると理斗君の姿があった。
「びっくりしたぁ」
「自分の部屋で寝ろよ」
「あっ…そ、そうだよね。理斗君は本、借りにきたの?」
「あぁ、ちょっと眠れなくて。難しい本でも読もうかなって」
そう言いながら本棚から一冊本を取り出すと、イーゼルを指差す。
「それ、完成したの?」
「あぁ、まだかな。もう少しなんだけど」
「見ても?」
「いいよ」