文化祭2日目は思っていた通りうちのクラスの前には行列ができた。
お客さんはこれまた思っていた通りほとんどが女子。
ずっと満席状態の中、次々と来るオーダーに必死になって手を動かし続けた。
「大丈夫かお前」
オーダーを取って来た理斗君が声を掛けてくれた。
「うん、大丈夫」
「空いてきたら休憩しろよ」
「そのつもり。後でちひろとスタンプラリーに行く約束しているし。理斗君も休憩してね」
「言われなくても」
目を合わせて笑うと理斗君はオーダーを取りに行った。
理斗君と普通に話せてほっとした。
昨日の夜は夕食を置きに行った時も取りに行った時も忙しいふりをして会話することを避けてしまった。
どうしても気まずかった。
きっと理斗君もそうだと思っていたけど、気まずいのはわたしだけだった。
お客さんはこれまた思っていた通りほとんどが女子。
ずっと満席状態の中、次々と来るオーダーに必死になって手を動かし続けた。
「大丈夫かお前」
オーダーを取って来た理斗君が声を掛けてくれた。
「うん、大丈夫」
「空いてきたら休憩しろよ」
「そのつもり。後でちひろとスタンプラリーに行く約束しているし。理斗君も休憩してね」
「言われなくても」
目を合わせて笑うと理斗君はオーダーを取りに行った。
理斗君と普通に話せてほっとした。
昨日の夜は夕食を置きに行った時も取りに行った時も忙しいふりをして会話することを避けてしまった。
どうしても気まずかった。
きっと理斗君もそうだと思っていたけど、気まずいのはわたしだけだった。