それからの日々は怒涛の毎日で、僕たちは三人で手を取り合って生活している。コロニーたちとも定期的に連絡を取り、行き違いがないように心がけている。住人の皆も理解を示してくれて、コロニーの人々とも上手くやっている。僕はこの平和な毎日が好きだったが少し物足りないと感じることもあった。
そんな毎日の中で突然のことだった。火星から何かが飛び出してきてこちらに向かって音波を放ってきた。
「ワレワレハウチュウジンダ。オマエタチヲホロボシニキタ！」
言い終わると同時にこちらに向けて大砲のようなものを放ってきた。僕らはすぐにコロニーにも連絡をし、戦いが始まった。メルクリウスお兄ちゃんと僕とネプヌスで円陣を組み気合を入れようとしたところ、コロニーからも応援がやってきて円陣に加わった。
「俺たちは強い！負けない！もう誰も死なせない！いいか、俺たちは勝つ！誰も傷つけないように最新の注意を払って戦うんだ。行くぞ！」
「「「おう！！」」」
僕らは進む。前へと進む。もう誰も死なせないために。