俺はヒロト もりぉもとヒロトだ

暫くの間

「・・・どうした?お前らも言えよ、でないと・・・死ぬぞ?」

パチパチパチ

「つけられた側が哀れ」

「さすがに・・・ねぇ」

「・・・ブヒ」

プチ・・・

「るせぇデブ!!テメェだけは笑うな!」

完全にブチ切れた俺は隠しライザーナイフでその巨体を串刺しにした

「ブタ肉なんざ趣味じゃねえんだよ」

俺はその肉塊に唾を吐き、その場を去ろうとした

「待って!」

あ?

「UKI、あたしは。UKIって言うの。本当よ!今は・・・MIKIって名乗ってるけど」

パチパチパチ

「信ぴょう性80%」

パチパチ眼鏡が呟く

「・・・精神年齢は?」

17以上なら無条件で切り捨てる、それ以外なら・・・

「・・・・・14」

俺はすかさずパチメガに算出させる

「信ぴょう率・・・45%」

その瞬間、あの女が青ざめた

「ほぼほぼ半分半分か。どうしたものか」

しかし、時は待ってくれはしなかった

「チッ!もう4:30過ぎか!早く洞穴探してやり過ごさないと!!」

俺は一目散にその場から走り去った

パチパチパチ

「やはり、アレ、夜族だったんだ」

「あ・・・アア・・・」

嚙み合わない二人と肉塊を残して物語は続く