階段を駆け上がり、上まで登る。鳥居をくぐりぬけ、
お参りをすることにした。
五円玉を投げ入れ、お参りする。

「涼太とずっと一緒にいられますように。」

「おいー風鈴、口から願い事飛び出てんぞ!」

「うわぁー、聞いちゃった?」

「さずかにな、」

お願い事は。他の人に行ったら叶わない。
そんなことを聞いたことがある私は、とても落ち込む。

「おい!、おみくじひこうぜ」

「ひくひく!」

「せーのであけるよ」

「うわっ俺大吉だ!最高!」

「風鈴は?」

彼は、私のおみくじを覗く。そして次の瞬間。

「えっ笑 凶。」

そうだ私は、また凶を引いてしまったのだ。
最悪だ。終わった。そんなことを思っていた時。

「はいこれ持っとけ。」

私の目の前には、ハートのお守りが突き出された。
どこかで見覚えのある。あのお守りが。

「俺は正直どうでもいいと思う派だけど。
風鈴気にすんだろまた。
それ持っとけば大丈夫だから。」

彼の照れ隠し混じりの優しさ。かわいいな。

「ありがとね、。」

それから神社を後にし、あるところに向かった。
私たちは今日、そこに行くためにここの地域に
来たのだ。

「こんにちは。お久しぶりです。」
「こんにちはー!」

涼太に続き、挨拶をする。

「こんにちは。元気だったか?」

そこには、