「あー屋上は空気がいいねー!!」
いやいやさっきのことに触れてくれ。
このままだと話が流れてしまう気がして口を開いた。
「あのー、さっきのは、、」
しどろもどろに聞いしまい彼女も説明しにくそうだ。
「あー、私、昔から柔道やってて実はこう見えて黒帯なんだー!」
俺は素直にすごいなと思った。
「さっきは本当にありがとう。」
「全然いいよー。てかなんであんなに追いかけられていたの?」
今日、出会った彼女に言うか言わないか迷ったがなぜか彼女には聞いて欲しさがあった。
今までの出来事がスルスル口から抜けていく。
関わりがないからこそ話せたのかもしれない。
彼女は一間おいて話しだした。
「最低じゃんあいつら。だから死にたいなんて言ってたの?」 「うん。それもある。」
「じゃあ、あいつらに後悔させるぐらい、いい思い出作らないとね!」
彼女の目を見て強く頷く。
こんなに彼女に話しておいて重要なことを聞きそびれていたことに気づいた。
「ねー。そうゆえば名前は?」
「あー言ってなかったね笑 色々と順番ズレてるよね私。よく言われるんだ笑」否定はできない。
「私の名前は、清水 風鈴。高2だから同い年だね。最近転校してきたんだー。ふうりんと書いてふうりって読むんだ!ふうりって呼んで。で、君の名前は?」
1度で大量の情報が流れてきて少し戸惑ったが、自己紹介をする。
「俺の名前は、涼風 涼太。普通にりょうたで。」
「普通にりょうたってウケる笑 親がつけた名前を普通にとか言わないの!」
ツボへんじゃないかと心の中で思ったが口には出さないようにした。一応彼女は恩人だからだ。
「で、自己紹介もすんだことだし、思い出作ろうか。」
思い出作りと言っても抽象的すぎる提案のため彼女、
風鈴に聞いてみることにした。
「思い出作りと言っても何をするんだ?」
得意げな顔をしてこっちを振り向く。
「ふっふーん。よくぞ聞いてくれた!りょうた!それは、私が決めるからお楽しみだね!」続々と恐怖心がせまってくる。
「何をさせる気なんだ、、」「はー!人聞きが悪いな、。
変なことはさせないよー!!」
安心した。彼女のことだから柔道でもさせられるのかと思った。
「改めてよろしくね!りょうた!」
華奢な手を風鈴が差し出す。握り返し、
「よろしく。」と伝えた。
「じゃあさっそく明日、山江駅に集合ねー!」またすばしっこい足で帰っていく。
「これからどうなるんだ。」
ため息をついたが少し日常がこの屋上から見える夕焼けの空のように彩っていける。そんな気がした。
いやいやさっきのことに触れてくれ。
このままだと話が流れてしまう気がして口を開いた。
「あのー、さっきのは、、」
しどろもどろに聞いしまい彼女も説明しにくそうだ。
「あー、私、昔から柔道やってて実はこう見えて黒帯なんだー!」
俺は素直にすごいなと思った。
「さっきは本当にありがとう。」
「全然いいよー。てかなんであんなに追いかけられていたの?」
今日、出会った彼女に言うか言わないか迷ったがなぜか彼女には聞いて欲しさがあった。
今までの出来事がスルスル口から抜けていく。
関わりがないからこそ話せたのかもしれない。
彼女は一間おいて話しだした。
「最低じゃんあいつら。だから死にたいなんて言ってたの?」 「うん。それもある。」
「じゃあ、あいつらに後悔させるぐらい、いい思い出作らないとね!」
彼女の目を見て強く頷く。
こんなに彼女に話しておいて重要なことを聞きそびれていたことに気づいた。
「ねー。そうゆえば名前は?」
「あー言ってなかったね笑 色々と順番ズレてるよね私。よく言われるんだ笑」否定はできない。
「私の名前は、清水 風鈴。高2だから同い年だね。最近転校してきたんだー。ふうりんと書いてふうりって読むんだ!ふうりって呼んで。で、君の名前は?」
1度で大量の情報が流れてきて少し戸惑ったが、自己紹介をする。
「俺の名前は、涼風 涼太。普通にりょうたで。」
「普通にりょうたってウケる笑 親がつけた名前を普通にとか言わないの!」
ツボへんじゃないかと心の中で思ったが口には出さないようにした。一応彼女は恩人だからだ。
「で、自己紹介もすんだことだし、思い出作ろうか。」
思い出作りと言っても抽象的すぎる提案のため彼女、
風鈴に聞いてみることにした。
「思い出作りと言っても何をするんだ?」
得意げな顔をしてこっちを振り向く。
「ふっふーん。よくぞ聞いてくれた!りょうた!それは、私が決めるからお楽しみだね!」続々と恐怖心がせまってくる。
「何をさせる気なんだ、、」「はー!人聞きが悪いな、。
変なことはさせないよー!!」
安心した。彼女のことだから柔道でもさせられるのかと思った。
「改めてよろしくね!りょうた!」
華奢な手を風鈴が差し出す。握り返し、
「よろしく。」と伝えた。
「じゃあさっそく明日、山江駅に集合ねー!」またすばしっこい足で帰っていく。
「これからどうなるんだ。」
ため息をついたが少し日常がこの屋上から見える夕焼けの空のように彩っていける。そんな気がした。