感想ノート

2度目の再会、2度目の別れ 桜衣　翠/著

  • お疲れ様です。
    僭越ながら、感想を残させて頂きます。

    恋愛には様々な終わり方がありますが、所謂、自然消滅という形は、もう想いが完全にないからこそ、自然と消えていく形と、何となく距離が離れてしまい、名残として居座る形があると思います。

    厄介なのは後者で、あの時こうしていれば、もし、少しだけ勇気を出せたなら、そんな後悔ばかりで、後悔をする度に思い出してしまい、また苦しくなって。

    会いたくないと、また会えた時は、もしかしたら昔のように戻れるのではないか、そんな問答を繰り返してしまいます。

    無論、それは相手も同じとは限らない。

    今回の恋の終わりは、「結婚」と言う、もう踏み込む事のできない領域の話となりますので、私的には、確かに辛さはありますが、この恋に終止符を打つ、大きなきっかけであるという観点から、ある種のハッピーエンドなのかなと感じました。

    私自身、似たような経験があるからこそ、その恋の辛さに胸を締めつけられる思いでした。

    素敵なお時間をありがとうございました！

    これからも、ご無理のない範囲での活動頑張って下さい🍅

    芽雨りこ 2024/07/01 10:56

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