感想ノート
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白川 涼 2024/06/16 16:20
なるべくシンプルな文体で、かつ印象的に……というのを狙って文章を書いている(つもり)ですので、空気感が伝わっていると嬉しいです。
今回の作品では、印象的な場面からスタートして、そこから情報を加えながらどんどん場面転換していこう、と狙って構成を練りましたので、「面白い」という感想がとても励みになります。
物語はまだ始まったばかりですが、乃蒼と立夏の行く末がどうなるのか、見届けていただきますと幸いです。作者からの返信 2024/06/16 18:16
面白い
読了後に出た、陳腐な単語しか脳裏にはよぎらなかった。
個人的感想で
文体が読みやすく、それでいて読みごたえが抜群だ。そうまるでコシ入った麺のような感覚。
そしてスパイスもいい。
一人称から語る物語は自分の青き頃を思い返すような、淡く、甘酸っぱい、そんな心を弾ませるような想いに浸してくれる。
舞台は初夏、それだけしか書かれてないのに、何故、この文章からは季節感を感じさせてくれるのだろう。まるで青春の夏休み前に立っているような不思議な錯覚を覚えてしまう。
気づいたら、ノベマ登録して、感想を書いてしまっているではないか。
普段は作品の感想を書くというのは、私はしない。お世辞を書くのに疲れたからである。
しかしこの名作には感想を書かずにはいられなかった。これは衝動だ。
面白いものは面白い。
揺るぎない事実だ。
素敵な読了感を味合わせて頂きありがとうございます。一人の読者として、この物語の次のページが待ち遠しいです。