高校に入学してから1カ月がたち、いよいよ部活の仮入部期間が始まった。
入りたい部活が決まっていた私と夢ちゃんと優里は仮入部のための書類を提出し今日から早速部活動が始まった。
入学式後初めての登校の時に夢ちゃんと優里は仲良くなり今では3人でチャットグループを作り色々な話題で盛り上がっている。
料理部は家庭科室で活動をしていて、家庭科室までは教室から意外と距離があるため急いで教室に向かう。
階段を何階か下っていくと、スパイスの香りがしてきた。味は分からないが匂いはある程度分かるので、匂いが分かるだけでもすごくありがたい。
家庭科室の前に着くとノックをして中に入る。
「1年A組、夢見結と言います。仮入部をしに来ました。」
緊張しながらも、考えていた言葉をちゃんと最後まで言うことが出来た。
でも、どうしたらいいのかとその場で固まっていると奥から私の方に向かって上級生が歩いてきた。
「君が今日から仮入部の夢見さんだね。僕は部長の田川。よろしく。」
「よろしくお願いします。田川部長。」
「そんなに固くならなくてもいいよ。ここの部の皆はすっごく優しいからね。副部長を2人紹介するよ。」
「3年D組。芥川龍地だ。よろしく。」
「2年B組、田川たすくです。よろしく。」
「よろしくお願いします。」
「今日は部室の案内を最初にするね。案内人は、、あっ!たっつ!こっちきてー。」
「たっつって呼ばないでください、先輩。案内役ですね、分かりました。」
「おっ、さすがたっつくん!ありがとう~先輩嬉しい~。」
「部長のことは気にしないで、部室を案内するね。」
「よろしくお願いします。先輩。」
ーーーーーーーーー
「食器とかはここにあって調理器具は―」
「案内はこんな感じかな。ここの教室結構広いからゆっくり物が置いてある位置を覚えてね。」
「はい。分かりました。」
「分からないことがあったら言ってね。じゃあ、僕は調理室に戻るね。」
そういうと田川先輩は調理室の方に戻って行った。
1人になった私はレシピを考えるために「思考」室でノートに思いついたレシピなどを一通り書き込む。
頭の中で完成のイメージを膨らませながらいくつものレシピを作っていると6時を知らせるチャイムが鳴った。
レシピノートを棚に戻し調理室にまだ残っている先輩に声をかけ部室を出た。
料理部は何時まで部活動をやらないといけないというルールはなく、授業が終わったら部室にきて完全下校時間を知らせるチャイムが鳴るまでなら部活動をしていてもいいし、先に帰ってもいいという。
私は靴を履き替えるために、玄関に向かう途中優里と夢ちゃんに会い、3人で帰宅した。
入りたい部活が決まっていた私と夢ちゃんと優里は仮入部のための書類を提出し今日から早速部活動が始まった。
入学式後初めての登校の時に夢ちゃんと優里は仲良くなり今では3人でチャットグループを作り色々な話題で盛り上がっている。
料理部は家庭科室で活動をしていて、家庭科室までは教室から意外と距離があるため急いで教室に向かう。
階段を何階か下っていくと、スパイスの香りがしてきた。味は分からないが匂いはある程度分かるので、匂いが分かるだけでもすごくありがたい。
家庭科室の前に着くとノックをして中に入る。
「1年A組、夢見結と言います。仮入部をしに来ました。」
緊張しながらも、考えていた言葉をちゃんと最後まで言うことが出来た。
でも、どうしたらいいのかとその場で固まっていると奥から私の方に向かって上級生が歩いてきた。
「君が今日から仮入部の夢見さんだね。僕は部長の田川。よろしく。」
「よろしくお願いします。田川部長。」
「そんなに固くならなくてもいいよ。ここの部の皆はすっごく優しいからね。副部長を2人紹介するよ。」
「3年D組。芥川龍地だ。よろしく。」
「2年B組、田川たすくです。よろしく。」
「よろしくお願いします。」
「今日は部室の案内を最初にするね。案内人は、、あっ!たっつ!こっちきてー。」
「たっつって呼ばないでください、先輩。案内役ですね、分かりました。」
「おっ、さすがたっつくん!ありがとう~先輩嬉しい~。」
「部長のことは気にしないで、部室を案内するね。」
「よろしくお願いします。先輩。」
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「食器とかはここにあって調理器具は―」
「案内はこんな感じかな。ここの教室結構広いからゆっくり物が置いてある位置を覚えてね。」
「はい。分かりました。」
「分からないことがあったら言ってね。じゃあ、僕は調理室に戻るね。」
そういうと田川先輩は調理室の方に戻って行った。
1人になった私はレシピを考えるために「思考」室でノートに思いついたレシピなどを一通り書き込む。
頭の中で完成のイメージを膨らませながらいくつものレシピを作っていると6時を知らせるチャイムが鳴った。
レシピノートを棚に戻し調理室にまだ残っている先輩に声をかけ部室を出た。
料理部は何時まで部活動をやらないといけないというルールはなく、授業が終わったら部室にきて完全下校時間を知らせるチャイムが鳴るまでなら部活動をしていてもいいし、先に帰ってもいいという。
私は靴を履き替えるために、玄関に向かう途中優里と夢ちゃんに会い、3人で帰宅した。