_起立性調節障害[きりつせいちょうせつしょうがい]
起立性調節障害は自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気。 そのため、朝になかなか起きることができない、朝の食欲不振、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が起こる。 症状は午前中に強く、午後からは体調が回復することが多い。
起立時の不調を中心とする症状群で、本邦では小児科でよく用いられる。原因は十分に明らかにされていないが、血管迷走神経失神/神経調節失神の1型と考えられている。起立試験を行い、循環器系を含めた症状再現を確認する。一般に良性であり、適切な治療や支援を行うことによって回復する。
中高生の約4人のうち1人は起立性調節障害と言われている。_wiki参照