小学校3年生 前学期
この頃の私は絵を描くことにハマっていた。前は星とドッチボールをしに行ったり、外のグラウンドや遊具で思い切り遊んだりしていたが、私がいきなり校内で遊ぶことにハマりだしたせいか、少しの間休み時間は星と遊ぶことは減った。
でも、少したった頃星は休み時間に教室に残ってた。
遊びに行かないのかな?など思いつつ自由帳を開いた。
少し書いていると、ノートの右上に落書きが……。
すごく下手な絵。直ぐに男子が書いた絵だとわかり、私は嬉しくなった。
だって顔を上げたそこには、星がいたから。
どうしてと聞こうと思ったが、あえて言わなかった。
彼なりの優しさだと思ったから。
それからの休み時間、ノートの右上には少し下手な落書きがいっぱい書かれていった。
時間が経つにつれ、絵のレパートリーもノートのページ数も少なくなっていき、
しまいにはノートの紙の部分ではなく、厚紙の部分にサインまで書き出したのだ。
私は照れ隠しに「やめてよ!」など言っていたが内心すごく嬉しかった。
やっぱり好きだなぁ
この頃の私は絵を描くことにハマっていた。前は星とドッチボールをしに行ったり、外のグラウンドや遊具で思い切り遊んだりしていたが、私がいきなり校内で遊ぶことにハマりだしたせいか、少しの間休み時間は星と遊ぶことは減った。
でも、少したった頃星は休み時間に教室に残ってた。
遊びに行かないのかな?など思いつつ自由帳を開いた。
少し書いていると、ノートの右上に落書きが……。
すごく下手な絵。直ぐに男子が書いた絵だとわかり、私は嬉しくなった。
だって顔を上げたそこには、星がいたから。
どうしてと聞こうと思ったが、あえて言わなかった。
彼なりの優しさだと思ったから。
それからの休み時間、ノートの右上には少し下手な落書きがいっぱい書かれていった。
時間が経つにつれ、絵のレパートリーもノートのページ数も少なくなっていき、
しまいにはノートの紙の部分ではなく、厚紙の部分にサインまで書き出したのだ。
私は照れ隠しに「やめてよ!」など言っていたが内心すごく嬉しかった。
やっぱり好きだなぁ