マルクエン達は王の間を後にする。これから国は忙しくなるだろう。
その後、会議室へ勇者と仲間たちは集まる。王の間へ入れなかったルナも合流した。
そこには、軍の参謀長シガレー、治安維持部隊長ターバ。そして、冒険者ギルド本部のギルドマスターが居た。
参謀長シガレーは勇者達に告げる。
「勇者様達もお疲れの所申し訳ございませんが、今後の事についてお話ししたいと思います」
勇者達が軽く頷くと、シガレーは話し続けた。
「国中の冒険者と治安維持部隊、軍は一丸となり、魔王の行方を追います」
シガレーは広げた国の地図を皆に見せる。
「そして、隣国にも魔王が復活した旨を伝えます」
その他国を指さす先をマルクエンとラミッタは目で追いまわす。
「ですが、魔王を倒すのは我が国コニヤンです」
そこでマルクエンは質問をした。
「同盟国や他国との共同戦線は望めないのでしょうか?」
その質問にシガレーは答える。
「隣国や他国とは交易があるとはいえ、我が国と互いに良く思っていない国もあります」
シガレーは続けて言う。
「魔王を滅ぼしたとあれば、我が国の名誉にもなり、戦争をせずとも我が国の国力、軍事力を示すことにもなります」
そうか、とマルクエンは納得をする。
「なるほど、承知いたしました」
次にシガレーは浮かない顔をして言った。
「ですが、逆に魔王との戦いを長引かせ、消耗したとあらば。魔王に打ち勝ったとしても、疲弊した我が国に攻め込む国が無いとも限りません」
マルクエンはうむと考え、頷く。
シガレーは前を向いて言った。
「魔王との戦いは、ただ打ち勝つだけでは駄目なのです。迅速で、完璧な勝利をしなければ」
治安維持部隊長ターバも冒険者ギルドマスターも深く頷く。
「その為にも、国の地理に詳しい勇者マスカル様は国や他の勇者と情報を密に取りつつ王都周辺の捜索を」
マスカルはシガレーの言葉に答える。
「かしこまりました。シガレー殿」
マルクエンは言った。
「そういえば、私達はマスカルさん以外の勇者様とお会いしたことがありませんでしたね」
その質問にはマスカルが答える。
「えぇ、後は七名ほど。国の各地に居ます。私は王都周辺の受け持ちですので」
今度はシガレーがマルクエンとラミッタを見た。
「魔王からの攻撃で、最初に本陣の王都を落されでもしたら我々の敗北です。お二人は魔王の本拠地が分かるまで、王都で待機を願いたいのです」
ラミッタは片目を閉じて返事をする。
「そうですね。分かりました」
次は治安維持部隊長ターバが話し始めた。
「私からも。明日、王から緊急事態宣言がなされます。その際、勇者の皆様にもご参加して頂きたい」
一区切りし、ターバは話を続ける。
「勇者の皆さまは、戦力としてではなく、人々の希望。勇者様達の口から魔王を倒すことを宣言願いたいのです」
その後、細かい指示や作戦の話が1時間は続き、会議は終わった。
その後、マルクエンはターバと冒険者ギルドマスターに話しかける。
カオリーの件についてだ。
結果から言うと『勇者の特権』と非常事態であるという追い風もあり、特例でカオリーはマーピュ麓の村で警備にあたるなら許しを貰えるらしい。
寛大な措置にマルクエンは深く頭を下げ、早速その事を連絡石で繋いでもらった。
その後、会議室へ勇者と仲間たちは集まる。王の間へ入れなかったルナも合流した。
そこには、軍の参謀長シガレー、治安維持部隊長ターバ。そして、冒険者ギルド本部のギルドマスターが居た。
参謀長シガレーは勇者達に告げる。
「勇者様達もお疲れの所申し訳ございませんが、今後の事についてお話ししたいと思います」
勇者達が軽く頷くと、シガレーは話し続けた。
「国中の冒険者と治安維持部隊、軍は一丸となり、魔王の行方を追います」
シガレーは広げた国の地図を皆に見せる。
「そして、隣国にも魔王が復活した旨を伝えます」
その他国を指さす先をマルクエンとラミッタは目で追いまわす。
「ですが、魔王を倒すのは我が国コニヤンです」
そこでマルクエンは質問をした。
「同盟国や他国との共同戦線は望めないのでしょうか?」
その質問にシガレーは答える。
「隣国や他国とは交易があるとはいえ、我が国と互いに良く思っていない国もあります」
シガレーは続けて言う。
「魔王を滅ぼしたとあれば、我が国の名誉にもなり、戦争をせずとも我が国の国力、軍事力を示すことにもなります」
そうか、とマルクエンは納得をする。
「なるほど、承知いたしました」
次にシガレーは浮かない顔をして言った。
「ですが、逆に魔王との戦いを長引かせ、消耗したとあらば。魔王に打ち勝ったとしても、疲弊した我が国に攻め込む国が無いとも限りません」
マルクエンはうむと考え、頷く。
シガレーは前を向いて言った。
「魔王との戦いは、ただ打ち勝つだけでは駄目なのです。迅速で、完璧な勝利をしなければ」
治安維持部隊長ターバも冒険者ギルドマスターも深く頷く。
「その為にも、国の地理に詳しい勇者マスカル様は国や他の勇者と情報を密に取りつつ王都周辺の捜索を」
マスカルはシガレーの言葉に答える。
「かしこまりました。シガレー殿」
マルクエンは言った。
「そういえば、私達はマスカルさん以外の勇者様とお会いしたことがありませんでしたね」
その質問にはマスカルが答える。
「えぇ、後は七名ほど。国の各地に居ます。私は王都周辺の受け持ちですので」
今度はシガレーがマルクエンとラミッタを見た。
「魔王からの攻撃で、最初に本陣の王都を落されでもしたら我々の敗北です。お二人は魔王の本拠地が分かるまで、王都で待機を願いたいのです」
ラミッタは片目を閉じて返事をする。
「そうですね。分かりました」
次は治安維持部隊長ターバが話し始めた。
「私からも。明日、王から緊急事態宣言がなされます。その際、勇者の皆様にもご参加して頂きたい」
一区切りし、ターバは話を続ける。
「勇者の皆さまは、戦力としてではなく、人々の希望。勇者様達の口から魔王を倒すことを宣言願いたいのです」
その後、細かい指示や作戦の話が1時間は続き、会議は終わった。
その後、マルクエンはターバと冒険者ギルドマスターに話しかける。
カオリーの件についてだ。
結果から言うと『勇者の特権』と非常事態であるという追い風もあり、特例でカオリーはマーピュ麓の村で警備にあたるなら許しを貰えるらしい。
寛大な措置にマルクエンは深く頭を下げ、早速その事を連絡石で繋いでもらった。



