気がつけば私の生きる意味が分からなくなってしまった。やりたい事、好きな事が分からない、どうして良いか、分からない振りをするようになった。
そんな時、小さな光が私の前に現れた。
学校の屋上で、一人で居ようと思ったら、幼馴染の男子がいた。
「話してみなよ。全部、俺は笑わないし、否定しない」
私の様子がおかしいと思い、昼休みはここに居ることを知って、来てくれたらしい。
「伝えても、良いの?」
この言葉を伝えられたなら、この苦しみを誰かに伝えてもいいのなら。
「もちろん。ここには、俺と君しかいない。
大丈夫だよ」
「...聞いてほしい」
私は自分の思いを全て話した。
そして、明日への道を見つけたんだ。