化け物と呼ばれた旦那様と離縁された私の幸せな食卓

あやかし・和風ファンタジー

菖蒲/著
化け物と呼ばれた旦那様と離縁された私の幸せな食卓
作品番号
1720983
最終更新
2024/04/01
総文字数
30,948
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
12
ランクイン履歴

総合16位(2024/04/13)

あやかし・和風ファンタジー8位(2024/04/13)

ランクイン履歴

総合16位(2024/04/13)

あやかし・和風ファンタジー8位(2024/04/13)

「この婚儀は祖父の強い意思故、取り計らわれたものであって、私には貴女と夫婦として過ごす意思はない」

天色花澄は幼い頃から、許嫁である蘇芳鷹斗に嫁ぐ日のことを心待ちにしていた。
祝言の日現れたのは、覆面に頭巾を被り全てを隠した長髪で黄金色の瞳をした男。
しかし、やっと会えた鷹斗に心躍らせる花澄に告げられたのは鷹斗からの拒絶の言葉だった。
結婚生活は鷹斗の言葉通り、夫婦として過ごす日などなく花澄はいつも一人。
結局二年でその結婚生活は終わりを終えた。

離婚後、花澄はとある縁から定食屋で働くことに。
平穏で楽しい毎日を過ごす花澄だったが、そこに突然現れたのは元夫である鷹斗だった。
花澄の作る料理にはこの世の澱を祓い清める異能力があると言われ、呪いがかかっているという鷹斗に手を貸すことに。

二人は一緒に食事をすることになり、たくさん会話をすることによって、お互いの距離は近づいて行くことになるが、離縁した二人の焦れったい恋の結末は――?

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