ハルリアは立ち位置に居て、対戦相手の男性を見据えている。
片や対戦相手の男性は、ハルリアを舐めるようにみていた。
その男性は、かなりのイケメンである。そして、毛先が緑色の金色で天然パーマのショートヘアだ。
(また男か……んー、意図的にやってないか? 剣術の方ならできるが、流石にこっちは急だから無理だ。まぁ……いいか。その方が面白れぇしな)
そう思いながらハルリアは、対戦相手の男性をみる。
「これは可愛らしいお嬢さんだ。こんな方と対戦ができるなんて……ああ、なんて素敵なご褒美なんでしょう」
そう言い対戦相手の男性は、清々しい笑顔でハルリアをみた。
それを聞きハルリアは、心の中で吐いている。
(大丈夫か……コイツ。早く終わって帰りてぇよー)
そう考えていると開始の合図が聞こえて来てハルリアは身構えた。その後、両手を目の前に翳す。
対戦相手の男性も目の前に両手を翳している。
《氷結晶-氷の鎖よ 対象者の脚を凍らせろ!!》
そうハルリアは詠唱した。
《炎塊-炎の弾丸よ 対象者へ集中攻撃をしろ!!》
そう対戦相手の男性は唱える。
それを聞いたハルリアは、まずいと思い警戒した。
対戦相手の男性はハルリアの詠唱を聞き、ニヤリと笑みを浮かべる。
その後、対戦相手の男性の真下に魔法陣が現れ発光した。すると、そこから無数の氷の鎖が現れる。だが、既にそこに対戦相手の男性はおらず後ろに退いていた。
一方ハルリアは眼前に炎の塊が無数に現れて、咄嗟に両手を向ける。
《聖壁-光の壁よ 対象物の攻撃を防げ!!》
そうハルリアは唱えた。すると、目の前に魔法陣が展開して光の壁が現れる。その光の壁は移動して、ハルリアに向かいくる炎の塊を全て消滅させた。
「これは、面白い! 見た目とは違い……中々やるじゃないですか。それも……氷の属性魔法だけじゃなくて聖光もとは……ああ、口説きたくなってきました」
それを聞いたハルリアは、ゾッとし身震いする。
(いやいやいや……駄目だコイツは……。一瞬でも見込みがあると思って損した)
そう考えるとハルリアは身構えた。
対戦相手の男性は既に攻撃体勢に入っている。
「さて、これで終わらせますよ。まさか、ここで使うことになるとは思いませんでしたが。あ、そうそう……死なないでくださいね」
そう言い対戦相手の男性は両手を上に掲げた。
ハルリアはその言葉を聞くも無視する。
(勝手に言ってろ……いい加減に終いにするか。ここに居たくねぇし……)
そう思いながらハルリアは、目の前に両手を翳した。
《聖雷-聖なる雷鳴よ 対象者に裁きを!!》
そうハルリアは詠唱する。それと同時に、両手を対戦相手の頭上に向けた。すると対戦相手の男性の頭上に魔法陣が現れる。
それと同じく対戦相手の男性も詠唱をしていた。
《炎渦-炎の渦よ 対象者を覆い尽くせ!!》
対戦相手の男性は、そう言い放ち掲げている両手をハルリアに向ける。するとハルリアの頭上に魔法陣が現れた。
その詠唱は、両者共にほぼ同時である。
「「攻撃!!」」
そして二人同時に、左手を下ろし相手を指差した。
すると、ハルリアの頭上の魔法陣から炎の渦が現れる。それは、螺旋を描きながら大きくなり降下していた。
一方……対戦相手の男性の頭上にある魔法陣からは稲光が発生している。
……っと放たれた魔法は、ほぼ同時だ。しかしハルリアの放った魔法の雷の方が、一瞬早く対戦相手の男性の斜め上に掲げていた右手に直撃した。そして、そのままバタンと倒れ気絶する。
片や対戦相手が放った炎の渦は、ハルリアを襲ったかにみえた。だが、咄嗟に放った聖壁の魔法により攻撃を防いだ。そのため無傷である。
それをみていた審判の教師は、三番が勝利と叫んだ。
それを聞きハルリアは、スッキリした満面の笑顔で思いっきり両手を掲げる。
「あー、スッキリしたっ!」
そう言いハルリアは退場した。
片や対戦相手の男性は、ハルリアを舐めるようにみていた。
その男性は、かなりのイケメンである。そして、毛先が緑色の金色で天然パーマのショートヘアだ。
(また男か……んー、意図的にやってないか? 剣術の方ならできるが、流石にこっちは急だから無理だ。まぁ……いいか。その方が面白れぇしな)
そう思いながらハルリアは、対戦相手の男性をみる。
「これは可愛らしいお嬢さんだ。こんな方と対戦ができるなんて……ああ、なんて素敵なご褒美なんでしょう」
そう言い対戦相手の男性は、清々しい笑顔でハルリアをみた。
それを聞きハルリアは、心の中で吐いている。
(大丈夫か……コイツ。早く終わって帰りてぇよー)
そう考えていると開始の合図が聞こえて来てハルリアは身構えた。その後、両手を目の前に翳す。
対戦相手の男性も目の前に両手を翳している。
《氷結晶-氷の鎖よ 対象者の脚を凍らせろ!!》
そうハルリアは詠唱した。
《炎塊-炎の弾丸よ 対象者へ集中攻撃をしろ!!》
そう対戦相手の男性は唱える。
それを聞いたハルリアは、まずいと思い警戒した。
対戦相手の男性はハルリアの詠唱を聞き、ニヤリと笑みを浮かべる。
その後、対戦相手の男性の真下に魔法陣が現れ発光した。すると、そこから無数の氷の鎖が現れる。だが、既にそこに対戦相手の男性はおらず後ろに退いていた。
一方ハルリアは眼前に炎の塊が無数に現れて、咄嗟に両手を向ける。
《聖壁-光の壁よ 対象物の攻撃を防げ!!》
そうハルリアは唱えた。すると、目の前に魔法陣が展開して光の壁が現れる。その光の壁は移動して、ハルリアに向かいくる炎の塊を全て消滅させた。
「これは、面白い! 見た目とは違い……中々やるじゃないですか。それも……氷の属性魔法だけじゃなくて聖光もとは……ああ、口説きたくなってきました」
それを聞いたハルリアは、ゾッとし身震いする。
(いやいやいや……駄目だコイツは……。一瞬でも見込みがあると思って損した)
そう考えるとハルリアは身構えた。
対戦相手の男性は既に攻撃体勢に入っている。
「さて、これで終わらせますよ。まさか、ここで使うことになるとは思いませんでしたが。あ、そうそう……死なないでくださいね」
そう言い対戦相手の男性は両手を上に掲げた。
ハルリアはその言葉を聞くも無視する。
(勝手に言ってろ……いい加減に終いにするか。ここに居たくねぇし……)
そう思いながらハルリアは、目の前に両手を翳した。
《聖雷-聖なる雷鳴よ 対象者に裁きを!!》
そうハルリアは詠唱する。それと同時に、両手を対戦相手の頭上に向けた。すると対戦相手の男性の頭上に魔法陣が現れる。
それと同じく対戦相手の男性も詠唱をしていた。
《炎渦-炎の渦よ 対象者を覆い尽くせ!!》
対戦相手の男性は、そう言い放ち掲げている両手をハルリアに向ける。するとハルリアの頭上に魔法陣が現れた。
その詠唱は、両者共にほぼ同時である。
「「攻撃!!」」
そして二人同時に、左手を下ろし相手を指差した。
すると、ハルリアの頭上の魔法陣から炎の渦が現れる。それは、螺旋を描きながら大きくなり降下していた。
一方……対戦相手の男性の頭上にある魔法陣からは稲光が発生している。
……っと放たれた魔法は、ほぼ同時だ。しかしハルリアの放った魔法の雷の方が、一瞬早く対戦相手の男性の斜め上に掲げていた右手に直撃した。そして、そのままバタンと倒れ気絶する。
片や対戦相手が放った炎の渦は、ハルリアを襲ったかにみえた。だが、咄嗟に放った聖壁の魔法により攻撃を防いだ。そのため無傷である。
それをみていた審判の教師は、三番が勝利と叫んだ。
それを聞きハルリアは、スッキリした満面の笑顔で思いっきり両手を掲げる。
「あー、スッキリしたっ!」
そう言いハルリアは退場した。