夕暮れ時が近くなって、薄暗くなった教室の窓から、私は彼を眺める。 目を惹く容姿では無いし、いつも端っこの方で1人、下を向いて練習をしているだけ。 でもね……、「頑張れ」って、私はいつも汗を拭う貴方に、そっとエールを送っているんだ。