「いつもいつもつまらない毎日に飽き飽きしてしまう」そう思ったことはないか?
楽しくもないことをして何が楽しいのか、、ただノートを録って真面目に聞いて、正直言って全然たのしくない。
むしろ暑苦しくなりそうだ
「い、、おい!!聞いているのか村田!!!!!」
ボーと外の様子を眺めているとやけにうるさいなと思い黒板に向き直る
「はあ、、聞いてましたよ」
呆れた声で私は先生の問いに答える
「なんだその態度は!!!お前1学期の成績も危ういんだぞ!!他の生徒を見てみろお前と違ってちゃんとノートを録っている。」
さっきの私の態度が気に入らなかったのか眉間にシワを寄せて鋭い眼光で睨みつけ私以外の生徒を贔屓とでも言うのか、、そんな行動を見せた。
「うっせーなハゲ親父」
「なっ、、んだと」
次第に顔が見る見るうちに赤くなっていきこめかみには青筋が浮き出ている。
頭の面積は広いくせに心の器は小さいようで大層ご立腹なようだ。
「はいはい、、言い過ぎましたすいやせん」
そう言って座っていた椅子にまた腰掛けるが途端に先生の声が一段と大きくなり唾が飛び散る勢いで怒り始めてしまった。
「もういい!!!!お前みたいな奴はこの教室から出ていけ他の奴らの目障りになる!!」
目障りというか先生本人が私の態度に腹がたっているだけではと思ったが敢えて其の言葉を飲み込んでわかりましたと意気揚々に横に掛けていたスクールバックを取り、そのまま笑顔で教室を出ていった。
「薫先生〜〜〜お腹痛いので早退しまーす。」
「もーまたか村田は〜〜〜」
もう慣れたような手付きで早退届を書き始める保健室の先生のこの人は薫先生という。
茶髪で長身で少し幼い顔つきのこの男の先生は私が入学していたときには既に在籍しており、その整った容姿も相まって一部の女子たちから人気を集めているのだ。
「先生はさ、、、なんで彼女とかいないの??」
「え、、僕未成年とは付き合えない、、」
「違う違う!!!なんで女子からも人気のある薫先生が横にいい感じの人がいないのかってこと」
「、、、んーーー???」
すると先生は書いていた早退届の紙を置きこちらに向き直りんーーと考えるような姿勢で何やら悩んでいるようだった。
「どうしたんですか??」
「いやそもそも、、僕付き合った女性の人になぜか振らせちゃうんだよ」
「振られる??」
「そうそう、、なんか其の子達が言うには優しすぎてつまらないんだって」
「えーーーそんな勿体ない」
「でもね〜〜確かに考えてみればただただ彼女の言うことにうんうん頷いてただけだし、、僕から何か言うこともなかったからね」
「世の中捨てたもんじゃないですね」
「僕は彼女に捨てられたけどね」
そう先生がボケてプハッと笑いが込み上げてしまい思わず声に出して笑ってしまった。
「あーー楽しかった、、、本当毎日こんな日常が続けばいいのに」
「何言ってんだ、、これから夏休みにも入るんだし少しばかりは遊んでこいよ」
そう言ってはいっと早退届の紙を渡された私は少し虚しくなった感情を抑えてニコッと笑い紙を受け取るとそのまま手を振り、紙を職員室にいる代理の先生に提出し、下駄箱に向かった。
「夏か、、、わかってんだよなあ自分がもう生きれないことも」
そう一人ぼそりと呟きながら私は帰るべく誰もいない住宅街を歩いた。
これがきっと最後の夏になるそれはもうわかっていることだから、、。
楽しくもないことをして何が楽しいのか、、ただノートを録って真面目に聞いて、正直言って全然たのしくない。
むしろ暑苦しくなりそうだ
「い、、おい!!聞いているのか村田!!!!!」
ボーと外の様子を眺めているとやけにうるさいなと思い黒板に向き直る
「はあ、、聞いてましたよ」
呆れた声で私は先生の問いに答える
「なんだその態度は!!!お前1学期の成績も危ういんだぞ!!他の生徒を見てみろお前と違ってちゃんとノートを録っている。」
さっきの私の態度が気に入らなかったのか眉間にシワを寄せて鋭い眼光で睨みつけ私以外の生徒を贔屓とでも言うのか、、そんな行動を見せた。
「うっせーなハゲ親父」
「なっ、、んだと」
次第に顔が見る見るうちに赤くなっていきこめかみには青筋が浮き出ている。
頭の面積は広いくせに心の器は小さいようで大層ご立腹なようだ。
「はいはい、、言い過ぎましたすいやせん」
そう言って座っていた椅子にまた腰掛けるが途端に先生の声が一段と大きくなり唾が飛び散る勢いで怒り始めてしまった。
「もういい!!!!お前みたいな奴はこの教室から出ていけ他の奴らの目障りになる!!」
目障りというか先生本人が私の態度に腹がたっているだけではと思ったが敢えて其の言葉を飲み込んでわかりましたと意気揚々に横に掛けていたスクールバックを取り、そのまま笑顔で教室を出ていった。
「薫先生〜〜〜お腹痛いので早退しまーす。」
「もーまたか村田は〜〜〜」
もう慣れたような手付きで早退届を書き始める保健室の先生のこの人は薫先生という。
茶髪で長身で少し幼い顔つきのこの男の先生は私が入学していたときには既に在籍しており、その整った容姿も相まって一部の女子たちから人気を集めているのだ。
「先生はさ、、、なんで彼女とかいないの??」
「え、、僕未成年とは付き合えない、、」
「違う違う!!!なんで女子からも人気のある薫先生が横にいい感じの人がいないのかってこと」
「、、、んーーー???」
すると先生は書いていた早退届の紙を置きこちらに向き直りんーーと考えるような姿勢で何やら悩んでいるようだった。
「どうしたんですか??」
「いやそもそも、、僕付き合った女性の人になぜか振らせちゃうんだよ」
「振られる??」
「そうそう、、なんか其の子達が言うには優しすぎてつまらないんだって」
「えーーーそんな勿体ない」
「でもね〜〜確かに考えてみればただただ彼女の言うことにうんうん頷いてただけだし、、僕から何か言うこともなかったからね」
「世の中捨てたもんじゃないですね」
「僕は彼女に捨てられたけどね」
そう先生がボケてプハッと笑いが込み上げてしまい思わず声に出して笑ってしまった。
「あーー楽しかった、、、本当毎日こんな日常が続けばいいのに」
「何言ってんだ、、これから夏休みにも入るんだし少しばかりは遊んでこいよ」
そう言ってはいっと早退届の紙を渡された私は少し虚しくなった感情を抑えてニコッと笑い紙を受け取るとそのまま手を振り、紙を職員室にいる代理の先生に提出し、下駄箱に向かった。
「夏か、、、わかってんだよなあ自分がもう生きれないことも」
そう一人ぼそりと呟きながら私は帰るべく誰もいない住宅街を歩いた。
これがきっと最後の夏になるそれはもうわかっていることだから、、。