「んー…」

うわやば…寝てた…

私は体を起こすと家だけど雰囲気が違った。

こんなに家小さかったけ?

あれ…?

こんな感じじゃなかったはず

私は周りを見た

歩く音がした

「だれ…?」

私は声を出したけど聞こえてなかったみたい

あ……

この人……

どこかで………


もしかして…昔の私…?

夢かな?

私はほっぺをつねった

いった……

痛いってことは夢じゃない…のかな?

昔の私がソファに座った

今となりに昔の私がいる。

どうやらこの世界の人は私のことを

見えてないみたいだ。

「お母さん。明日、部活の大会くる?」

え…?

私お母さんのことよんだことない……

「仕事休めるかしら…」

このトーン。

優しいお花みたいな声。

お母さん………

そこには昔のお母さんがいた……

え………………

なくなったはずのお母さん。

「そ。」

「ごめんね……未来…」

まって………

思い出した………

私はふとカレンダーに目をやった


この日お母さんが死んだ日………

私は鳥肌が止まらなかった。

「ううん…今日、愛花と遊ぶ約束あるから」

この頃の私は割と素直だったんだな。

今じゃ嘘で塗りかめた人生なのに。

ちょっとまてよ……

このあと夕方お母さんは消える。

まって…お願い。私。

いっちゃだめ…

でも……今過去を変えたら……

今の私はいなくなるのかな……

「気をつけていくのよー」

「うん」

私は行ってしまった

どうしよう……

私このままだと

お母さんの……最後を見ることになる……

あの日は怖かったな……

家帰ってきたらお母さんが倒れてた……

ってあ!

犯人の顔が見れるのか…

私はそっとお母さんに近寄った。

「お母さん。
 守れなくてごめんね。
 お母さんの分私が大切に生きるよ」

お母さんは聞こえたかのように

「誰かいるの!?」

といった

「きこえ…るの?」

「聞こえます!どちら様ですか!?」
    
「未来の未来だよ。」

「え…??」

「幸せに暮らしてね。
 お母さんがくれた日々を
 今私は大切に生きてるよ。
 もう3年も経ったけどね……」

ガチャ

ドアが開く音がした。

ついにか……

「お母さん!
 ごめんね……大好きだったよ…」

そこにいたのは

「えっ……拓海くん…?」

拓海くんは刃物を持っていた

「未来ちゃんのお母さん。
 久しぶりですね。
 拓海です。」

「拓海…くん?」

お母さん…ごめんね…

私はただ二人の会話を聞いていた

「でも……未来ちゃんを傷つける人は
 この世にいらない。
 僕の前からも未来ちゃんの前から消えて
 いや…
 死んで?」

お母さんは刺された。

私はその場に倒れた

「うわっ」

私はソファから飛び起きた

今の夢?本当?

本当だとしたら……

私は抜け出した学校に戻った