その瞬間観客席がざわついた 大城司郎が舞台に現れると「おいマジで大城山がいるじゃねえか!」という大城ファンたちの悲鳴が上がる 続いて登場した大城山がステージに現れた瞬間。
観客たちがどよめいた。
それはまさに大城山そのものだったからだ。
さらに智恵理も現れると。
客席にいた全員が立ち上がった「おお!ありがたや!本当に大城山と合体したぞ!」「これが伝説の大城山復活の儀式なんだ!」「これで安心して引退出来るわ!」という声が次々と上がった
「みんな俺にできることがあれば言ってね」
大城は照れ臭そうに頭をかく 智恵理がマイクを握る「皆さんおはようございます。大城山です!皆さんの願いを一つ叶えちゃいます!なんでもどうそ!!」
「はい!じゃあ、じゃあ。俺は、大城山と結婚したいです」大城山の大ファンである、高校生が言った 智恵理が「はい!いいよ!じゃあ結婚ね。大城山と君の結婚を祝して、拍手~」と手を叩き始めると、大城山のファンである、中学生たちも手を叩く「おい。お前結婚だってよ。よかったじゃん」友人らしき男子生徒に話しかけられる。すると女子生徒が言う「あんたが、羨ましいだけじゃないの?」と冷たく言い放ちその場を去る。すると別の女生徒たちも口々に「どうせ金目当てだよ」と言う「お前らが幸せそうな顔をするのが、一番腹が立つ」と一人が言った
「どうすれば結婚できるのですか」と、ある少年が尋ねた
「うーんとね、まず、大城山の神様が認めてくれるような、人間になることだね。そうすれば結婚しようね」と答える
(じゃあさっそく神様に認めてもらおうかな。とりあえずお供え物をあげなきゃね。何か食べ物があったっけ?)「あっ、お菓子あったっけ?えっと、あっクッキーがある、これをお供えしよう!」と大城がいうと、「ちょっと、神様にお供えするものに触らないで下さい」と言ってくる人がいる。そんなこと言われて無視していると、神様がやってくる「お前ら、これはわしのものだ。勝手に食うんではない」と怒られたので大城は「ごめんなさい」といった 神様に謝ったのは、生まれて初めてだった。
その後大城は大城山にお供え物をすることにした。
(おーい神様ーお供え物がありますからー食べましょう)「大城山は、神様なので当然断るわけがない」と言ってきた。
(神様、お供え物に文句言ったり、お酒を飲まなかったりと礼儀を知らないので、お詫びの意味で一緒に食事したいと思います)と言ってお参りした後お酒とつまみを持っていった。「お前らは礼儀を知っているのだなお主が大城山をやっておるか。大城山にはわしは迷惑をかけてしまったようだすまぬ。許してくれ」といってお酌してきたので大城と神様が乾杯した それから大城は毎晩のように大城山をお参っていたある日「大城山様お願いです助けてください」と言い始めた。
(なんだって?大城山様を助けてほしいだって?一体何事だ)大城は驚いた。
「私の家が大城山のせいで大変なんです」大城は困っている人の話なら聞かないわけにはいかないと思って家に行った
「あのう。どちらさんでしょうか?」と尋ねられ「大城山のもので、えっと、あのですね、あのー」としどろもどろになる大城
(お前、神様のくせに何を緊張しておるか!)と大城山が叱咤激励してくる。
するとそこに大城山が「大城山の奴。最近どうしたんでしょうね?」と心配そうにやってきた すると女性が、言う「ああ!大城山だ!」「おいお前何の用だよ。まさか、また結婚させてくれとか?」大城山は首を横に振った「違うんです。あのー私、実は神様になりました!」
大城山の言葉に全員が「おおお!!」と驚いた「神様!どうか、我々に力を貸していただきたい!」と頼み込んだ「はい!喜んで!」こうして大城山による新たな信仰が生まれた。その信仰の名は、
「大城山信仰」だ
「大城山さん。大城山の力をお貸しください」と大城山に祈り続ける 翌日、大城山の声が響いた「大城山よ、大城山よ」という声がこだまして聞こえた。それは、大城山の力を求める声でもあった 大城山は「私は神様です。大城山さんのおかげで力を取り戻しました。みなさんのためにも全力を出します!」と言った。
「ミュージック&ダンススクール発表会」は無事に終了した。大城と智恵理が握手しながら言った「俺たちの伝説はこれからだぜ」
大城山は「大城山よ、ありがとう、お前がいなければ今の私はなかった、また会いに来てくれよ」と言った
「大城山よ。またいつでも会えるよ」
大城山の「ありがとう」という言葉を残して消えていった 大城山が消えていくのを見て大城と智恵理は笑顔で言った「これからもよろしくね。二人で仲良くやろうね」
(了)
観客たちがどよめいた。
それはまさに大城山そのものだったからだ。
さらに智恵理も現れると。
客席にいた全員が立ち上がった「おお!ありがたや!本当に大城山と合体したぞ!」「これが伝説の大城山復活の儀式なんだ!」「これで安心して引退出来るわ!」という声が次々と上がった
「みんな俺にできることがあれば言ってね」
大城は照れ臭そうに頭をかく 智恵理がマイクを握る「皆さんおはようございます。大城山です!皆さんの願いを一つ叶えちゃいます!なんでもどうそ!!」
「はい!じゃあ、じゃあ。俺は、大城山と結婚したいです」大城山の大ファンである、高校生が言った 智恵理が「はい!いいよ!じゃあ結婚ね。大城山と君の結婚を祝して、拍手~」と手を叩き始めると、大城山のファンである、中学生たちも手を叩く「おい。お前結婚だってよ。よかったじゃん」友人らしき男子生徒に話しかけられる。すると女子生徒が言う「あんたが、羨ましいだけじゃないの?」と冷たく言い放ちその場を去る。すると別の女生徒たちも口々に「どうせ金目当てだよ」と言う「お前らが幸せそうな顔をするのが、一番腹が立つ」と一人が言った
「どうすれば結婚できるのですか」と、ある少年が尋ねた
「うーんとね、まず、大城山の神様が認めてくれるような、人間になることだね。そうすれば結婚しようね」と答える
(じゃあさっそく神様に認めてもらおうかな。とりあえずお供え物をあげなきゃね。何か食べ物があったっけ?)「あっ、お菓子あったっけ?えっと、あっクッキーがある、これをお供えしよう!」と大城がいうと、「ちょっと、神様にお供えするものに触らないで下さい」と言ってくる人がいる。そんなこと言われて無視していると、神様がやってくる「お前ら、これはわしのものだ。勝手に食うんではない」と怒られたので大城は「ごめんなさい」といった 神様に謝ったのは、生まれて初めてだった。
その後大城は大城山にお供え物をすることにした。
(おーい神様ーお供え物がありますからー食べましょう)「大城山は、神様なので当然断るわけがない」と言ってきた。
(神様、お供え物に文句言ったり、お酒を飲まなかったりと礼儀を知らないので、お詫びの意味で一緒に食事したいと思います)と言ってお参りした後お酒とつまみを持っていった。「お前らは礼儀を知っているのだなお主が大城山をやっておるか。大城山にはわしは迷惑をかけてしまったようだすまぬ。許してくれ」といってお酌してきたので大城と神様が乾杯した それから大城は毎晩のように大城山をお参っていたある日「大城山様お願いです助けてください」と言い始めた。
(なんだって?大城山様を助けてほしいだって?一体何事だ)大城は驚いた。
「私の家が大城山のせいで大変なんです」大城は困っている人の話なら聞かないわけにはいかないと思って家に行った
「あのう。どちらさんでしょうか?」と尋ねられ「大城山のもので、えっと、あのですね、あのー」としどろもどろになる大城
(お前、神様のくせに何を緊張しておるか!)と大城山が叱咤激励してくる。
するとそこに大城山が「大城山の奴。最近どうしたんでしょうね?」と心配そうにやってきた すると女性が、言う「ああ!大城山だ!」「おいお前何の用だよ。まさか、また結婚させてくれとか?」大城山は首を横に振った「違うんです。あのー私、実は神様になりました!」
大城山の言葉に全員が「おおお!!」と驚いた「神様!どうか、我々に力を貸していただきたい!」と頼み込んだ「はい!喜んで!」こうして大城山による新たな信仰が生まれた。その信仰の名は、
「大城山信仰」だ
「大城山さん。大城山の力をお貸しください」と大城山に祈り続ける 翌日、大城山の声が響いた「大城山よ、大城山よ」という声がこだまして聞こえた。それは、大城山の力を求める声でもあった 大城山は「私は神様です。大城山さんのおかげで力を取り戻しました。みなさんのためにも全力を出します!」と言った。
「ミュージック&ダンススクール発表会」は無事に終了した。大城と智恵理が握手しながら言った「俺たちの伝説はこれからだぜ」
大城山は「大城山よ、ありがとう、お前がいなければ今の私はなかった、また会いに来てくれよ」と言った
「大城山よ。またいつでも会えるよ」
大城山の「ありがとう」という言葉を残して消えていった 大城山が消えていくのを見て大城と智恵理は笑顔で言った「これからもよろしくね。二人で仲良くやろうね」
(了)